世界ランクNo.2のP.ミケルソン、今季初優勝!

USPGAツアー


 フィル・ミケルソン(米)が世界ランキングNo.2の貫禄を見せ、後輩の追い上げを振り切った。

 80年以上の歴史を持つ米ツアーの老舗トーナメント、ノーザン・トラスト・オープンは現地時間17日、カリフォルニア州パシフィック・パリセーズの名門、リビエラCCで最終ラウンドの競技を終了。通算11アンダー単独首位でこの日に臨んだミケルソンと、1打差で逆転に挑んだジェフ・クイニー(米)が激戦を展開した。

 37歳でメジャー3勝のミケルソンは、ツアー2年目で29歳のクイニーと対決。2人は同じアリゾナ州立大の出身で、先輩 vs. 後輩の戦いとなった。1番バーディで先手を取ったミケルソンは、3番ボギーで一歩後退したクイニーとの差を3打に広げた。ところが、6、8、9番でバーディを奪取したクイニーに通算12アンダーとされ、9番ボギーで通算11アンダーにスコアを落としたミケルソンは逆転される。ここからは手に汗握る最終組での戦いとなった。ミケルソンが10番バーディで再び並ぶと、続く11番でもバーディ。2人は通算13アンダーでターニングポイントとなった13番に突入した。

 緊張感の中で、クセのあるグリーンにやられたクイニーが痛恨の3パットボギー。ここで張り詰めていた糸が切れたかのように、続く14、15番もボギーを叩き、一気にミケルソンを楽にした。ミケルソンはそれでも持ち前の攻撃的なゴルフで最後までプレー。結局通算12アンダーでフィニッシュし、クイニーと2打差で今季初優勝を飾った。

 オフには気管支炎に苦しみ、FBRオープンではプレーオフ負け。前週のAT&Tペブルビーチ・ナショナル・プロアマでは予選落ちと浮き沈みの激しかった最近のミケルソン。だが、ようやく手にした栄冠に笑顔がはじけた。同時にツアー通算33勝目が、歴史ある大会で初めての勝利とあって、「今日はジェフ(クイニー)が良いプレーをしたので本当に素晴らしい戦いになった」と後輩にエールを送った。

 世界ランクNo.2がようやく見せた王者のゴルフ。次週はWGC今季初戦のWGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権だけに、波に乗るミケルソンに注目だ。

 通算7アンダー3位タイに06年欧州賞金王のパドレイ・ハリントン(アイルランド)とルーク・ドナルド(英)。通算6アンダー5位タイに今田竜二とスコット・バープランク(米)が入った。他の日本勢は、谷口徹が通算2オーバー46位タイ、丸山茂樹が通算5オーバー62位タイで4日間の競技を終了している。

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