「全米プロ選手権」3日目
pga
3日目、優勝争いは二桁アンダーパーに突入。ロースコアの嵐に開催コースへの「簡単過ぎるのでは?」という批判も出る中、片山晋呉も神懸りなスーパーショットなどで3位タイに留まった。
3日目、まず話題をさらったのが4番204ヤード、パー3でのニック・ファルドの「エース」!1999年以来初の「ホールインワン」となった。
フィル・ミケルソンは1番でピンまで94ヤードの2打目をピン横1メートルにつけ、のっけからバーディ、すぐさま9アンダー首位に並んだ。しかし3番で2打目を林に入れ、アウトした3打目はグリーンを大きく越えギャラリーへ、ここでダブルを叩き2歩後退。しかし続く4番で難しい3メートルのバーディラインを読みきり1つ戻す。
デイビッド・デュバルも自信に満ち溢れたプレー。7番で5メートル以上のバーディを沈め、続く8番でも完璧なアプローチで連続バーディをものにするなど、メジャー2連勝に向け照準をピタリ合わせている。
2日目までの首位のひとり、デビッド・トムスは最初4ホールをパープレー。しかし5番、6番を連続バーディで11アンダーと3日目も好調。しかし7番で痛いボギーを叩くと、2組前のミケルソンが9番でバーディを奪い両者タイ。
トムスとミケルソンの追いつ追われつのデッドヒートに片山晋呉も黙ってはいない。片山は出だしに1打失うが、8番のバーディで9アンダー、首位トムス、ミケルソンに1打差と食らいつく。
バックナインに入り、ミケルソンは11番でピンから145ヤードの2打目をカップ10センチにつける素晴らしいウェッジ捌きを見せ、続く12番でもバーディ、12アンダーで単独首位。片山晋呉は同じ12番で一気にミケルソンに並ぶイーグルチャンス。しかしパットはわずかに反れてバーディ、1打差から抜け出せない。
ミケルソンはさらに14番で、あわやカップイン・イーグル。貯金を13アンダーにまで進め、リードを2打差に広げた。しかし243ヤードのパー3、15番でデビッド・トムスに逆転エース!5番ウッドでのティーショットがこの日2つ目の「ホールインワン」。同じ頃、ミケルソンが17番でボギーだったため、これでトップ入れ替わり、トムスが13アンダーで首位奪還した。
15番でボギーを叩いた片山晋吾にもミラクルショット。最終ホール、池越えのショットでボールが池に入ったかと思ったらなんと水面で跳ねた!かろうじて向こう岸に渡り、ダブル転じて「神懸り」のパーに。3日目を(69)の10アンダー、堂々の3位タイでフィニッシュした。
首位のトムスは最終18番でも15メートルの長いバーディパットを決めて、14アンダー。明日の最終決戦を前に、強敵ミケルソンに2打差の貯金を確保した。