PGA「ツアー選手権」最終日

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ジム・フューリック(62)、デイビッド・デュバル(63)、デイビッド・トムズ(64)、ボブ・エステス、ケニー・ペリーにアーニー・エルスが(65)と、3日目はほとんどの選手が(68)以上の好スコアをマーク。
これにもれた面々にはチャンスはないと思われるほど、多くが好調だった。
最終日はスコット・バープランクが1打差のリードをもらい首位スタートしたが、3打差の射程圏内に9名が並ぶ混戦状態だった。
首位のスコット・バープランクは中盤までリードを引っ張るが、終盤に来て後続陣たちに飲み込まれる。
代わって首位に進んできたのがカナダの英雄、マイク・ウィアー、5番のバーディで13アンダー、首位タイ。
デイビッド・トムズも10番で6メートルのバーディパットを沈めて、同じく13アンダー首位タイに。
バープランクも9番でバーディを奪い、14アンダーで首位に返り咲くが、14番でのトムズのまたしても長いバーディパットで並ばれてしまう。
さらにマイク・ウィアーも13番でイーグルチャンス、さすがに10メートルのイーグルパットはわずかにカップを外れるが、もちろんバーディでトムズらに並ぶ。
そこに「エル・ニーニョ」の神業が登場。
13番で11アンダーだったセルヒオ・ガルシア。
15メートルのイーグルパットを完璧に読み切り、一気に13アンダー、首位に2打差までジャンプした。
そして最終3ホールでドラマが起きた。
16番でバーディを奪い15アンダーとなっていたトムズが17番で痛恨のボギー、14アンダーでフィニッシュ。
同じく15アンダーで単独首位にいたマイク・ウィアーも最終ホールでアプローチミス、グリーン周りの深いラフにつかまりボギーで14アンダー。
さらにガルシアが17番でバーディを決めて14アンダー、首位タイについに並んだ。
そこに、毎年必ず1勝していたが今年まだ勝ち星のないアーニー・エルスが最後のチャージ、最終ホールでピン横2メートルにつけるアプローチでバーディ、なんと4名14アンダーで並んで、今大会の15年史上7度目となるプレイオフに突入となった。
そのプレイオフ1ホール目、本選での神業とうってかわってトラブルのガルシア。ティーショットを林に入れ、出すのに精一杯。
結果、グリーンにスリーオンと優勝争いから退いた。代わって、フェアウェイを捉えたデイビッド・トムズ、グリーンオンはしたものの、バーディチャンスとは言えない距離を残した。
またアーニー・エルスもグリーンの右端とかなりの距離。
一方、マイク・ウィアーのフェアウェイからのセカンドはカップから2メートル半に落ちた。
アーニー・エルスのバーディパットはほぼラインに乗っていたが、惜しくもカップの右にボール1つ分外れ、トムズもバーディパットをものにできぬまま、マイク・ウィアーが落ち着いて2メートル半のウィニングパットを決めて、90万ドルの優勝賞金を奪い、長い戦いを締めくくった。

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