欧州ツアー「ハイネケン・クラシック」最終日

欧州ツアー


1997年「ニッサン・オープン」以来の優勝を目指し、2位以下に1打差の首位で最終日を迎えたニック・ファルド。
しかしたった3打差にいま最も勢いに乗るプレーヤー、アーニー・エルスが控えている。
今季3戦で2勝と2位が一度。
エルスが優勝争いに絡んでくることは誰もが分かっていた。
ニック・ファルドの10番パー5、グリーンエッジからのイーグルチャンスは入らず。
ファルドの顔が曇り、首をわずかに横に振る姿。
しかしバーディはキチリと決めて首位エルスに14アンダーで並びなおした。
一方のエルスは14番パ-4、2打目をピン奥2メートル弱につけてバーディ。
15アンダーとし1打の貯金を作った。
ファルド同様14アンダーにいた地元オーストラリアのピーター・ロナードが14番で先ほどのエルスよりもピン側に落とすアプローチで15アンダー首位タイに駒を進めた。
その頃エルスは最終18番パー4。
エルスの2打目はグリーンを右に外しグリーンサイドバンカーへ。
しかしここからがエルスの強さなのかもしれない。
パーセーブ必至という場面で、絶妙のバンカーショットを披露。
バンカーエッジからピンまではわずかの距離しかなかったが、まさにバンカーの際に落とし、ピン奥30センチに止めてパーセーブ。
15アンダーでホールアウトし、後続を待つ。
ファルドの16番。
グリーンサイドバンカーからこちらもスーパーショット。
グリーン上を弾んだボールはなんとあやわカップイン。
残念ながらピンに当たり弾かれてしまうが、パーセーブを確実に決め、1打差に留まった。
そして首位タイのピーター・ロナードは最終ホール。
バーディで優勝、パーでもプレイオフという場面。
しかしロナードの2打目はエルスと同じバンカーに掴まってしまう。
一方、バーディを出さなければチャンスのないファルドの18番セカンドショットは打った瞬間にファルドの態度でミスショットと分かる大失敗。
グリーンを大きくオーバーし観客スタンドの壁に当たる始末。
ファルドはドロップゾーンからチップインバーディを決めるしか生き残りの道がない。
一方、バンカーから最低でもパーセーブ圏内につけたいピーター・ロナードのバンカーショットはピンを3メートル半オーバーし微妙な距離を残した。
この状況を見て、少々笑みがこぼれ出したエルス。
そのエルスが熱い視線を送るなか、ファルドのチップショットは大きくショート。
さらにロナードのパーセーブパットはカップ左際を虚しくも通過して行ってしまった。
結果、エルスが昨年に続く連覇を飾り、今季3勝目を決めた。

◇最終結果

■優勝(-15)
アーニー・エルス(65)
■2位タイ(-14)
ニック・ファルド(69)
ピーター・ロナード(68)
■4位タイ(-12)
ソーレン・イェルデセン(67)
ゲイリー・エヴァンス(66)
デイビッド・リン(69)
ポール・ケイシー(70)

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