「WGCアクセンチュア・マッチプレー選手権」決勝
WGC
タイガーが[不得意]とされる「アクセンチュア・マッチプレー選手権」で2年ぶりに決勝進出。
対戦相手は期待されていたエルスでもミケルソンでもなく、2日前に食中毒になってしまったデイビッド・トムズとなった。
前半18ホールの主導権は完全にタイガーのもの。
相変わらずパットが好調なタイガーが6ホールを勝ち、トムズが取り返せたのはたったの2つと、前半終了でタイガーの4upという大差をつけての折り返しとなった。
後半の18ホールが再開、タイガーもトムズも勝負シャツを着替えて登場。
流れは変わるか?と思われたが、相変わらず好調のタイガーが19番もピン手前2メートル内につけるアプローチでバーディ。
ついに5upとする。
続く20番パー3。
ティーショットを打った後のタイガーが球筋を鋭い目つきで追うときは満足している証拠。
結果はピン横2メートルのバーディチャンスとなっていた。
しかしなんとトムズが長い15メートル級のバーディパットを沈めて意地を見せる。
一方パットが好調だったはずのタイガーは返しのパットを外してしまう事態に。
流れが徐々に変わりだした。
21番目パー5でもトムズが5メートル近くのバーディパットを沈め、3downに蘇り始めた。
そのトムズの勢いを止めようと22ホール目、タイガーにもバーディチャンス。
しかしカップ手前のスパイクマークらしき物の上でボールが跳ね、カップインならず。
タイガーの顔に落胆の色。
しかし24ホール目でタイガーは8番アイアンでのアプローチをピン横50センチにつける技を披露。
再び4upにまでリードを戻した。
26ホール目、またしても流れがタイガー不利に動く。
1メートル以内の短いタイガーのパットがカップに嫌われ3upに。
27ホール目にさらなるトラブル。
ピンまで190ヤード、4番アイアンで打ったアプローチはグリーンを大きく右に反れボギー。
トムズの負債は2downに減った。
そして29ホール目、トムズがパー5を2オン。
イーグルこそ成らなかったがついに差は1downとトムズ逆転の可能性が見えてきた。
その後、タイガーが31ホール目を勝ち2upにすれば、トムズも負けじと33番ホールでバーディを奪ってお返し。
1downと希望をつないだまま残り2ホールとなった35ホール目にトムズ最大のトラブル。
ティーショットをかなり右に外してしまったトムズは、テレビ中継用のケーブルにボールがかかったため、ドロップを許されたが、それでもグリーンを狙うには厳しい状況。
一方のタイガーはフェアウェイのど真ん中から192ヤード。
しかしグリーンをオーバーし、奥のバンカーへ。
タイガーもトラブルということでチャンスを得たトムズだったが、こちらもグリーンを超えて深いラフにはまってしまう。
トムズの深いラフからのアプローチは大きくショート。
結局バンカーアウトをカップ1メートルに付けていたタイガーが36勝目のPGAツアー優勝を決めた。
*タイガーが優勝までにかかった参戦回数
ザ・プレーヤーズ選手権:5回、アクセンチュア:4回、全米オープン:4回、全米プロ:4回、ツアー選手権:4回、他3試合が参戦4度目で優勝。
タイガーにとっては、制覇に少々てこずったアクセンチュアがついに手中に収められた。