「ザ・プレーヤーズ選手権」最終日
USPGA
最終日を首位タイで迎えたパドレイグ・ハリントンとジェイ・ハース。
ハリントンは未だPGAツアーでの優勝がなく、またハースも参戦選手最年長39歳での優勝への挑戦とどちらも話題性は豊富。
しかし僅差に一流選手たちが犇いていた。
その中のひとり、首位と5打差だがタイガーなら射程圏内だろうという期待にいきなり2番パー5でイーグルを奪ってギャラリーを沸かせた。
しかし4番パー4、残り121ヤードの2打目で大逆転の夢はボールとともに池に沈んだ。
タイガーは最終日、2イーグル、2バーディ、2ボギー、2ダブルボギーという出入りの激しい内容。
優勝争いには絡み損ねてしまったが、それでもイーブンパーの72で終わってる。
タイガー同様、辛抱の一日だったのがフレッド・カプルス。
2番で短いパーパットを外すなど、手痛いミスがかさみ前半を39。
クレイグ・パークスも3日までの活躍が嘘のように吹き荒れる風に煽られ、4番パー4で池ポチャのトリプルボギー。
その後も昨年のようなミラクルは起こらず、結果74。
3日目までの貯金がわずかに残り、トップ20の17位タイに終わった。
多くが吹き荒れる風に悩まされている中、早めのスタートだったロバート・アレンビーが猛チャージ。
最終18番でもバーディを奪い、ノーボーギーの65をマークして、一時単独トップでホールアウトした。
最終組のハリントンは3日目まで決まっていたパターに今日は悩まされる。
3番4番で連続ボギーを叩いてしまい、優勝争いから遠のきはじめてしまう。
一方のジェイ・ハースも6番でパーセーブできず、2打に増やしていたリードが1打に減ってしまった。
そんな苦戦する最終組のひとつ前で、友人でもあるフレッド・カプルスと回ったデイビス・ラブ3世が波に乗る。
8番パー3、221ヤードを4番アイアンでグリーン奥に落とすと、傾斜を上手く使いピンに吸い寄せる技を披露。
ピン奥1メートル内につけたそのボールをタップインバーディとしてからラブ3世が勢いづく。
この8番から一気に12番までなんと5連続バーディ!ジェイ・ハースも11番と13番でバーディを奪い、なんとか追随を図る。
しかし運はラブ3世を味方し始めた。
15番でトラブルに見舞われたラブ3世だったが、グリーン手前の花道から2段グリーンの上段に切られたカップへのチップショットがみごと!ぴったりとピン横10センチ弱に止まるタッチを見せて、みごとなパーセーブ。
さらに16番ではティーショットを曲げて松林に入れてしまうが、良いバウンドで打てる位置にボールが出てくるラッキーさ。
そこから、なんとグリーンをとらえてしまい、なんと優勝をほぼ確定するイーグルチャンス。
5メートルないイーグルパットはカップど真ん中から吸い込まれ、ラブ3世はガッツポーズ。
池に絡む厳しい17番18番も波に乗ったラブ3世を阻むことなく、風の厳しいコンディションの中バックナインを31でラウンドする結果64で、今季2勝目、そして2度目の「ザ・プレーヤーズ選手権」を手に入れた。