「ザ・ヘリテイジ」最終日
USPGA
「ザ・ヘリテイジ」最終日、早々とチャージに出たのはアーニー・エルス。
6番までにすでに4打スコアを伸ばしたエルスは、7番で4メートルのバーディパットを決めてついに、13アンダーで単独首位。
さらに9番でもバーディを奪い、最初の10ホールで6度のワンパットとパットの好調さを見せ付けた。
しかし2位以下に2打差をつけて優勝街道まっしぐらと思えた上がり3ホールで悪夢。
16番のティーショットを大きく右に外れ、ギャラリーを越えてなんとOB。
ダブルボギーとしてしまう。
その頃、同大会4度優勝のデイビス・ラブ3世に動きが。
13番パー4でバーディを決めて12アンダーにスコアを伸ばす。
また優勝争いからは8年もご無沙汰のウッディ・オースチンも8メートル以上のバーディパットを沈めて13アンダーで首位に立つ。
そしてドラマが起きた。
18番の2打目でグリーンを取られられなかったデイビス・ラブ3世が、グリーンサイドラフから生き残りをかけた、みごとなチップイン・バーディを決めて、こぶしを天に突き上げるガッツポーズ。
その6分後、ウッディ・オースチンもグリーン外からチップイン・バーディを狙うが、わずかに入らず。
戦いは過去9年間で4度目のプレイオフにもつれこんだ。
最初のプレイオフホールは18番。
本戦中フェアウェイを外すことがほとんどなかったオースチンだが、緊張からか、大きく左に外し、ドロップしての残り175ヤード。
若干グリーンに届かず、手間のラフというピンチからボギーとしてしまう。
一方のラブ3世は本戦よりも若干グリーンにちかいラフからのチップショット。
しかし本戦とはうってかわって、かなりのショート。
3メートルのパーパットを残してしまう。
このパーパットをラブ3世が外してしまい、プレイオフは2ホール目へ。
プレイオフ2ホール目はラブ3世にピンチ。
オースチンが2メートル半のバーディチャンス。
ラブ3世が先にパーパットを沈めた中、ウィニングパットとなるはずだったパットはカップを半周して嫌われた。
プレイオフ3ホール目は17番パー3。
今度もラブ3世に大ピンチ!1メートル弱のパーパットを外してしまったラブ3世、オースチンには2度目のウィニングパットのチャンスが巡ってくる。
しかしこちらも1メートル弱のパットを外してしまう始末。
結局プレイオフ4ホール目は三度18番へ。
両者ティーショットをフェアウェイキープした後、ラブ3世は残り170ヤードをピンに当てるスーパーショット。
ピン奥1メートル半につけた。
オースチンも5メートル弱のバーディチャンスにつけるが、これはカップ左を虚しく通過。
結果、ラブ3世が短いウィニングパットを決めて、同大会5度目の優勝をあげた。