「ワコビア・チャンピオンシップ」最終日
USPGA
デイビッド・トムズが5打差のリードを得て迎えた「ワコビア」最終日。
ここ2年近く優勝から遠ざかってしまってるトムズだが、決してスランプなわけではない。
昨シーズンもトップ5入りが9回、340万ドル以上を稼ぎ、賞金ランキングでも4位に終わっている。
しかしなぜか優勝だけがなかった。2年近くの<勝ち星>となるか?
そのトムズは出だしから好調。3番で3メートルのバーディを沈め、12アンダー。さらに7番パー5でもバーディを奪い、優勝街道を悠々と歩ける状況。
しかしここで雨が降り出し、試合は一時滞る。しかしトムズの好調なリズムはそのままで、10番パー5でも残り164ヤードを8番アイアンでバーディチャンスにつける。
追随したのがビジェイ・シン。
12番パー4の2打目をピン側1メートルにつけバーディで9アンダー。
さらに15番パー5でグリーン手前の花道からのピッチショットを30センチにつけバーディで10アンダーと着々にトムズに攻め寄っていた。
しかし197ヤードの17番パー3でビジェイはティーショットを池ポチャ。
打った瞬間にミスを把握し、怒りのあまり6番アイアンを地面に叩き付けた。
このミスで8アンダーに後退し、ほぼチャンスはなくなった。
最終18番パー4を2位以下に6打差を得て、優勝ほぼ確実となったデイビッド・トムズは、ティーショットを大きく右に曲げてしまう。
しかし6打差という大差に誰も心配はしていなかった。
しかしフェアウェイに戻すはずのショットが大きすぎてフェアウェイを越してウォーターハザード際の傾斜まで落ちてしまう。
なんとかそこから脱出してグリーンまでやってくるが、6打目となるダブルボギーパットもなんと入らず。
さらに返しの1メートル、トリプルボギーのパットもなんとカップに嫌われる始末。
結果、最終ホールでダブルスコアの<8>を叩いて、優勝。
6打差の貯金のほぼ使い果たしての優勝となった。