アニカの挑戦!「コロニアル」2日前
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アニカ・ソレンスタムの練習日は朝8時から始まった。予定通り、セルジオ・ガルシアとイェスパー・パーネビックと一緒に練習ラウンド。
アニカ・ソレンスタム「スタート前にどんなマッチにするかって話合っていたんです。打つ順番とか、握りとかね。そうしたらイェスパーが何打分のハンディが欲しい?って聞くんですよ。(笑)だから、今回私はハンディは一切いらないわよって言い返したの。そうしたらその後は黙っていたわ(笑)。」
しかし練習ラウンドの1番ホールも終えられない前に悪天候のため練習中止のお達しが流れた。そこで予定は大幅に変更、コースとの戦いから一転してマスコミとの戦いになった。ひとつの取材から次の取材へどんどんと移動。このマスコミの注目ぶりにひたすら驚いているアニカがいた。
アニカ・ソレンスタム「ものすごい注目のされ方に驚いています。ここに集まってくれているジャーナリストとカメラの数は本当に信じられないほど。でも光栄に思ってます。私がコロニアルへの出場を受けたときは、ナイーブ過ぎましたね。私は自分自身を試したくてこの参戦を決めたのですが、まさか同時に皆さんにまで私を試されるとは思いませんでした。」
今回のマスコミによる過剰なまでの注目にどう対処すべきか、タイガーがアドバイスをしてくれているという。
アニカ・ソレンスタム「何度もタイガーが電話をくれました。先週なんて、3回も電話をくれてたんです。まず第一にタイガーから電話をもらえるということがすでに私に自信を与えてくれました。さらに彼はマスコミからの注目にどう対処していくべきか、精神的にもどう構えるべきかなど、いろいろと教わりました。最もこういった状況を知っているタイガーから直々に教えてもらえたことは本当に支えになっています。」
マスコミへのお勤めが終わった頃にやっと雨も止み、再び練習ラウンドに戻ったアニカ。しかし雨の影響はアニカにどう出るのだろうか?
ケイ・コカーレル(アナリスト)「降水量2~3cm程度の雨なら、反対にグリーンを柔らかくしてくれるので、ロングアイアンで攻めなければならないアニカにとってグリーン上でボールが受け止められやすくなって有利ですね。ただこれ以上の雨が降るとなると、今度はフェアウェイでのランがまったくでなくなってしまうので、アニカにとっては不利ですよ。」
また初日、2日目にアニカと同じ組でラウンドする2人が発表された。選ばれた2人PGAツアー・ルーキーのアーロン・バーバーとディーン・ウィルソンはこのチャンスを喜んでいる。
アーロン・バーバー「歴史の一部になれるわけですからね。本当に嬉しいですよ。最初に聞いたときはすごく緊張してしまったのですが、でもいまは本当に興奮しています。」
一方のディーン・ウィルソンは前々からのアニカのファン。月曜日から胸には「Go Annika」のピンバッチを付けていた。
アニカ・ソレンスタム「自分を登山家にたとえると、私はいまからエベレスト登頂を目指している感じです。ただ、登頂に必要な訓練は何年も行ってきました。そしてついに登るときが来ました。個人的には失うものは何もないという心境でいます。」
*同組3人のスタッツ
○ドライバー飛距離
アーロン・バーバー:280.6ヤード、ディーン・ウィルソン:275.9ヤード、アニカ・ソレンスタム:275.4ヤード
○フェアウェイキープ率
アーロン・バーバー:66.9%、ディーン・ウィルソン:69.5%、アニカ・ソレンスタム:73.8%
○G.I.R(パーオン率)
アーロン・バーバー:66.8%、ディーン・ウィルソン:65.9%、アニカ・ソレンスタム:76.5%
○平均スコア
アーロン・バーバー:72.17、ディーン・ウィルソン:70.92、アニカ・ソレンスタム:69.22