PGAツアー「ベイヒル招待」最終日

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「ベイヒル招待」最終日、最終ホール。タイガーが吠えた!
「スランプ続き」の汚名返上がかかった最終日。
タイガーの意地と、彼の連覇を阻止するべく襲い掛かる一流プレイヤーたちとの攻防にギャラリーは最後の最後の1パッドで沸きに沸いた。
最終日、1打差の首位で迎えたタイガー。
最終組で一緒に回った欧州の若獅子、セルジオ・ガルシアが序盤からタイガーを追い詰める。
1番目のホールでパーパットを逃したタイガーは、一方のガルシアは4番で8メートルのバーディパットを決め、首位を奪い取った。
しかしガルシアの首位はほんの1分程度。
同じホールでタイガーもバーディ。2人が12アンダーで並ぶ。
そしてパー5の6番、5番アイアンで打ったガルシアの2打目が池へ、トリプルボギーで優勝戦線から脱落した。
次にタイガーに仕掛けてきたのは、7番でグリーンエッジからのバーディパットを決め、10アンダーとしたフィル・ミケルソン。
この時点でタイガーとの差は2つ。
しかしタイガーも6番でバーディ、3打差にリードを広げた。
パットが好調のタイガーは7、8、9と連続パーセーブ、しかしパットが同じく好調なミケルソンも11番、12番とバーディ、1打差にまでにじり寄った。
さらにタイガーが11番で痛いボギー、一方のミケルソンは15番パー4、90ヤードからの2打目がピン横3メートルに付け、バーディ。
とうとうタイガーから首位を奪った。
しかし追い詰められればさらに闘志は燃えるもの。
同じ15番でタイガーは13メートルの長いバーディパットをねじ込み、冷静なガッツポーズを見せる。
2人は再び並んだが、16番でミケルソンも負けじと13メートルのイーグルパットをピン横数十センチにつけ、楽々バーディ。
しかしタイガーも16番でバーディ二人とも譲らず。
そしてミケルソンの最終ホール、ティーショットが右に反れ、審判員に当たるトラブル。
されど、3打目はピンにピタリと付け、パー。
【66】でホールアウト、タイガーを待つ。
なんとか残り2ホールで決着をつけたいタイガー、誰もが入ったと思った17番、12メートルのバーディパットは、ボール一つ分右に反れ、パー。
首位タイのままで迎えた18番のティーショット。
今度はタイガーが左のギャラリーに当ててしまう。
しかし運はタイガーとともにあった。
フリードロップを得たタイガーの191ヤードからの2打目、ボールはまっすぐピンに向かいグリーンを捕らえた。
ここまで盛り上げてくれるともうギャラリーは大騒ぎ。
「スランプ脱出」と連覇をかけた5メートルのバーディパットは吸い込まれるようにカップイン。
久々にタイガーの強烈なガッツポーズと雄叫びが18番ホールに響き渡った。

「スランプは脱したと言われるけど、実は今日も苦労していたんだ。ティーショットもアイアンも納得のいく出来映えじゃなかった。でもショートゲームでミスから逃れられてし、何よりもパットが決まった。7、8、9でパーセーブできたのも、パットのおかげだし。ミケルソンは素晴らしいプレイヤーだし、彼も好調だった。ただ、今日は僕の方がちょっとだけ良かったんだ。(タイガー)」

「タイガーは本当にタフなプレイヤーだよ。追い詰められている状況の中でも16番、18番と、バーディを決めてくる。せめてプレイオフのチャンスくらいはあるかと思っていたから残念だ。(フィル・ミケルソン)」

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