デュバル「メジャー初優勝」までの道のり

全英オープン


■デイビッド・デュバル
1997年5月。

「ジュニアの時からそうだった。僕はスロースターターなんだ。ナイキツアーではすぐ優勝を獲得できたけど、ほとんどが勝つまで時間がかかる。でも僕は1、2年で終わるゴルフキャリアを考えている訳じゃない。20年先まで見据えて、着実に優勝を重ねていきたいんだ。だから優勝できてないことを焦ってはいない。」

流星のごとく現れた学生時代。
しかしプロに転向してからの数年間、7度も2位に甘んじ、優勝を手に出来なかった。

「自滅していると言われても、僕はそう思わない、良いプレーはしていた。ただパットが入らなかったんだ。それだけで自滅とか言われたくない。(1997年5月)」

そして1997年秋「万年2位」の壁を打ち壊し優勝。
そこから19ヶ月で11勝を挙げ、一気に世界ランキング1位にまで登り詰めた。
しかしデュバルは決して満足しなかった。
より高いレベルへ自分を押し上げるために、自ら厳しいトレーニングを行い、まず身体を絞り込んだ。

「自分が対戦する選手達に比べて、自分がフィットしていないと思ったんだ。だから徹底的に訓練して身体を絞り込んだ。おかげでプレーにキレが出てきた。(2000年1月)」

されど、デュバルの努力はすぐには報われなかった。「マスターズ」では4年連続、優勝争いに絡みながらも「グリーンジャケット」は他人に持って行かれてしまったのだ。
2001年「全英オープン」3日目。

■デイビッド・デュバル
「みんな僕には優勝できる気迫が足りないとかいろいろ言うけど、ベストを尽くして勝てないのは決して恥ずかしいことじゃない。誤解しないでくれ。」

そして最終日、彼の言う「ベストを尽くして」堂々の2位に3打差、10アンダーでデイビッド・デュバルは念願のメジャー初優勝を果たした。

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