「世界ゴルフ選手権NEC招待」最終日
WGC
2001年欧州賞金ランキングトップ12名、2001年ライダーカップ・アメリカ選抜メンバー、2000年プレジデンツ・カップ(アメリカ&国際チーム)メンバーを含む39名が賞金総額500万ドルをかけて戦う「世界ゴルフ選手権NEC招待」。
体調不良で心配されていたタイガーがチャージをかけ、初日から首位をキープしてきたジム・フューリックとの一騎撃ちとなった最終日。
2人の攻防はバックナインに入っても両者譲らず加熱するばかりだった。
フューリックはタイガーに2打差をつけて最終日をスタートしたが、中盤までにはタイガーを追う立場となっていた。
しかし15番でタイガーに並ぶバーディを決めたフューリック、一方のタイガーはなんとボギーを叩いてしまい、フューリック再び首位を奪う。
しかしすぐさま次ぎの16番でタイガーがバーディを決め両者タイで最終ホールに突入となった。
その最終ホール。フューリックは大事なホールでバンカーにつかまり苦戦。
一方のタイガーはグリーンエッジから5メートルほどの3連覇をかけたパーパットをわずかに外してしまう。
このホール両者ボギーでサドンデスに突入。
そしてプレイオフ1ホール目、フューリックは再びバンカーにつかまり苦戦。
タイガーがバーディパットを外し、フューリックにとって最後のチャンスとなったバンカーショットがまさかの直接カップイン。
フューリック、土壇場で生き残り、決戦はプレイオフ2ホール目へ。
17番パー4でのプレイオフ2ホール目。タイガーは5メートルのパーパットを沈めて、フューリックのバーディチャンスを見守った。
フューリックのバーディパットはカップの淵をなめるように回りながらも嫌われ、このホールでも決着つかず。
そしてプレイオフ3ホール目は再び18番。タイガーのティーショットは大幅に左に反れ林の中に。しかしピンチに強いのがタイガー。
フェアウェイに戻した後の3打目をなんとカップ1メートルにつけチャンスをつないだ。
フューリックはバーディ・チャンスだったがものに出来ず両者パー。
その後、プレイオフ4、5ホールでもタイ。プレイオフ6ホール目ではタイガーが30メートル級のバーディパットをあとわずかでカップインという素晴らしいパッティングを披露しギャラリーから大きなため息が出た。
そして試合はとうとうプレイオフ7ホール目。
フューリックはティーショットを右に外し、木々が追いかぶさったひどいライからフェアウェイに出すのが精一杯。
タイガーのティーショットはフェアウェイど真ん中、そこからの2打目は昨年の夕暮れの中での最終ホールを思い起こさせるようなピンに1メートルという完璧なショット。
このデジャブーのようなスーパーショットで、バーディ。プレイオフ7ホール目にしてタイガーが今季2度目の3連覇、そして今季5勝目、通算29勝目を手にした。