ウィルソンの新製ボール「トゥルー・ツアー」に賛否両論
goods
PGA見本市では新製品の発表などでニュースが盛りだくさんだが、ウィルソンの新製品は論議を呼んでいる。その新製品とは「トゥルー・ツアー」というボール。どこが論議の的かというと、最近のボールのトレンドがその飛距離にあるとすると、ウィルソンは「どれだけ飛ぶか」ではなく、「どれだけまっすぐ打った通りに転がるか」という点に焦点を絞った。
ルーク・リース氏(ウィルソン・ゴルフ副社長)「我々はパットに注目しました。パットを打ったとき、どれだけ打った通りにボールが転がってくれるか、こんな大事なことが今まであまり重要視されていませんでした。完璧なパットを打ったはずなのに入らなかった、という不可解なことはよくプロの試合でも目にします。それはボールの核が中心からずれているものが時折あるからです。我々は機械を使って、各メーカーの主力ボールを24192回テストしました。ボールは大量生産されていく中で、4つに1つのボールの核が中心から右や左にずれて、機械でまっすぐ打っても曲がってしまうことがこの実権で証明されました。そこで、ウィルソンでは確実に核が真ん中に位置していることを保証するボール<トゥルー・ツアー>を開発しました。」
すでにこの新製品の発表に伴う、他社製品の問題点指摘に対し、3社のメーカーがウィルソンに弁護士を送り抗議をしている。しかしウィルソン側は契約プロであるベン・クレンショウにも後押しされ、他社のクレームに屈することなく、大々的に他社との比較で新製品の宣伝を打っていくとしている。
ベン・クレンショウ(2度のマスターズ優勝者)「パットで大事なことは打った通りにボールが転がること、それだけだ。狙った通りにボールが動かないといった納得のいかない悔しさを味わった事が僕以外にもプロならみんなあるはずだ。この新製品で試される新技術がその苛立ちを解消してくれるのなら最高だと思うよ。」