史上希な6人プレイオフ:01年「ニッサン・オープン」を振り返る

USPGA


最終日を2位以下に3打差をつけてリードしていたデイビス・ラブⅢ世。
雨の降りしきる中、残り4ホールでデイビス・ラブⅢ世は叩きのめされていった。
すでにリードを1打に縮められていた時の15番。
バンカーショットをミスしたラブⅢ世は、その後の3メートルのボギーパットも外し自滅。
このミスのダメージはきつかったのか、16番と18番でもボギーを叩いてしまったラブⅢ世は、結局(75)でホールアウト。ラブⅢ世に厳しかったバックナインも、他の選手には追い上げのチャンスを恵んだ。
最終組の最終パットが入った瞬間、PGA史上希にみる、6人のプレイオフが決定した。過去に6人のプレイオフが行われたのは94年の「バイロン・ネルソン・クラシック」。
この時はニール・ランカスターが最初のプレイオフホールで決着をつけた。しかし今回の6人プレイオフは雨で阻まれたパー4がやけに長く、選手たちをカップから遠ざけた。
プレイオフメンバーのひとり、ブランデル・シャンブリーはカップまで229ヤードだった。
選んだクラブは3番ウッド。普段なら完璧な位置に落としたブランデル・シャンブリーだが、グリーンのカラーで一度もバウンスすることなく、かなりのショートに終わってしまった。
一方、ロバート・アレンビーは223ヤードを残していた。使用クラブは同じく3番ウッド。
これは見事にグリーンオン、ピンに3メートルにつけた。他の5名がバーディチャンスを作れなかった中、アレンビーはしっかりとバーディパットを打ち抜き、6人プレイオフを制した。

■ロバート・アレンビー

「18番の2打目は、大会初日では6番アイアンで打てていた距離だ。でもあの雨のせいで3番ウッドが必要なそれだけ過酷な状態だったんだ。自分のキャリアの中で最高の3番ウッドだったよ。」

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