「ニッサン・オープン」最終日
USPGA
2位以下に1打差の首位で最終日を迎えたスコット・マッキャロン。
現在ネバダ州在住のカリフォルニア出身者。
西海岸出身者のわりには過去の3勝ともを東海岸でとっているだけに、今回こそ故郷に錦を飾りたいところだろう。
そのマッキャロンが9番でのバーディで15アンダー、リードを2打差に広げ全体をひっぱる形で進んだ最終日。
そのマッキャロンと同じ組で回った日本期待の谷口徹は、最終日「良いところ無し」の(71)と自ら後退。
一方、ローリー・サバティーニは8番からの3連続バーディで一気にマッキャロンの1打差に追い上げた。しかしマッキャロンも好プレーで逃げ切り体制に。
10番ではグリーン右ラフに外したティーショットを素晴らしいリカバリーショットでバーディをゲット、16アンダーとしリードを再び2打に。しかし安心はしていられなかった。
PGAプロとしては勝ち星のない無名選手、レン・マティスが11番でバックスピンのかかる見事なアプローチでバーディ、14アンダーとマッキャロンの射程圏内に迫った。
そして続く12番、ミラクルショットが出た。
グリーンサイドの高いアゴが迫り出すバンカーに掴まったマティス、かなりのピンチだったが、かろうじてアウトしたショットはそのままカップに吸い込まれ、まさかのイーグル!一気に15アンダー、首位マッキャロンに1打差と迫った。
一方のマッキャロンは11番でのバーディで一時は17アンダーとリードを広げたものの、12番でボギー。
しかしマティスも13番でボギーを叩いてしまったため、両者の間は縮まらない。
そして敗因となったマッキャロンの16番。パー3の163ヤードを6番アイアンで攻めたマッキャロンだが、グリーン左手前のバンカーに落としでボギーで15アンダー。
マッキャロンが後退する中、レン・マティスは好調な攻めのゴルフ。1
7番では2オンした残り18メートルという長いイーグルチャンス。
パットはあわやイーグルという、カップ半周。しかしこのバーディで15アンダー、ついに首位タイに並んだ。
そして両者タイで迎えた最終ホール。先にバーディチャンスにトライしたマティスは数十センチショート。
一方のマッキャロンは同じくバーディチャンス。
しかしグリーンのカラーにあったボールを打ち損じ、大きくショート。嫌な3メートル強のパーパットを残してしまう。
マティスが確実に入る短いパーパットを残しているだけに、入れなくてはプレイオフに残れないプレッシャーのかかるパーパットとなったマッキャロン。
しかしパットは虚しくもわずかに右に外れ、レン・マティスがPGA初優勝を飾った。
<最終結果>
■優勝(-15):
レン・マティス(68)
■2位タイ(-14):
ローリー・サバティーニ(68)
ブラッド・ファクソン(68)
スコット・マッキャロン(71)
■5位タイ(-13):
谷口徹(71)
*************
(-3):田中秀道
(+3):横尾要