WGC「アクセンチュア・マッチプレー選手権」決勝戦
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世界ランキング上位64名から絞り込まれた「決勝」進出の2名は先週の「ニッサン・オープン」で泣く泣く優勝を逃したスコット・マッキャロン(45位)とそのマッキャロンと同郷、カリフォルニア州サクラメント出身のケビン・サザーランド(62位)。
この2人は高校時代に何度も対戦しており、その中で最も大きい大会の時は、前半折り返しでマッキャロンが6upと大きくリードしていたのに対し、バックナインでサザーランドが(29)でラウンド。
結果1upでサザーランドがマッチを大逆転している。ここまで、マッキャロンは、モンゴメリー(2&1)、ウィアー(1up)、ガルシア(1up)、レーマン(4&3)、そしてエイジンガー(1up)と勝ち進んできた。
一方のサザーランドは、デュバル(20ホール)、マッギンリー(2&1)、フューリック(4&3)、トムズ(3&2)、ファクソン(1up)と勝ち進んできている。残すところ、36ホールの「決勝」。
どちらの手に100万ドルが渡るのか?
最初の18ホールは、ほぼ互角の戦い。どちらかが一歩リードしても、すぐにオールスクエアに戻る展開。
4番でマッキャロンがバーディを決めて1upとするが、続く5番でサザーランドがバーディのお返し。
9番ではマッキャロンが見事な2オンでイーグルチャンス。イーグルパットはカップをかすめて入らなかったが、バーディで再び1up。
しかし15番でマッキャロンが挑んだ林越えの2打目は木々の枝に当たりトラブル、このボギーで再びオールスクエア。
失えば取り返すとばかりに17番でマッキャロンが再び果敢にグリーンを攻め2オン、このバーディで1upに戻した。
しかし18番でマッキャロンはまたしても痛いミス。結果、短いパーパットを沈めてサザーランドがこのホールを征し、オールスクエアで最初の18ホールを折り返した。
午後に再開された後半戦。まずは、前半同様マッキャロンが試合をリード、4番パー4の2打目、ピンまで165ヤードをピタリと合わせピンに数センチ。このバーディでマッキャロンこの日初めて2up。
しかしサザーランドも負けていない。
5番パー4で15メートル級の長いバーディパットを沈めて1downに戻す。7番で今度はマッキャロンが長いパットのお返し、再び2upするがサザーランドがここから「見せ場」の連続でチャージ。9番では木とバンカーが遮る中、ピンに2メートルという見事な2オンでバーディ。そして11番パー3、182ヤードでは8番アイアンで攻めたティーショットがカップ1メートルにつけるスーパーショットでついにオールスクエアに戻した。
両者互角のまま勝負の行方は15番(33ホール目)で、マッキャロンの「勝ち」をかけたパーパットがカップを半周しつつもアウトした時点で動き出した。
続く16番でも似たようなパットを外したマッキャロン、ここは両者パーで動かなかったものの、マッキャロンには嫌なムード。
なんとか17番ではパットを沈め、やっと肩の力が抜けたマッキャロン、1downのまま最終ホールに向かった。
マッキャロンはカップまで153ヤードの2打目を7番アイアンでみごと2オン、ピン横2メートル半につけ、なんとか「エキストラホール」に希望をつなげたいところ。
一方のサザーランドは2打目をバンカーに入れトラブル。
しかし勢いに乗るサザーランド、バンカーアウトの3打目は01年シーズンのサンドセーブ率6位の腕を証明するような見事なショットでピンに20センチ。パーを確実にしてマッキャロンにプレッシャーをかける。
生き残りを掛けて望んだマッキャロン、2メートル半のパーパットはカップの淵にふれながらも敢えなく通過。
ケビン・サザーランドがWGC「アクセンチュア・マッチプレー選手権」を1upで征し、100万ドルの優勝賞金と今後3年間のPGAツアーシード権を獲得した。