PGAツアー「AT&Tペブルビーチ・ナショナル・プロアマ」振り返り

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優勝したデービス・ラブⅢ世の最終日は、前半9ホールを1イーグル、6バーディという快進撃で始まった。

「途中で自分が何アンダーなのかわからなくなったよ。一緒に回っていたアマチュアのビル・ラッセルに負けるわけにいかないと気合い入っていたからね。(デービス・ラブⅢ)」

今回のデービス・ラブⅢの優勝を初め、フェニックスでのマーク・カルカベッキアの72ホール最小スコア・タイ記録など、かなりの好スコアでの優勝が最近目に付く。

「ボールの進化のおかげで、グリーンオンさせることが楽になった。みんなバーディを狙いやすくなってきたんだ。(フィル・ミケルソン)」

ビジェイ・シン、フィル・ミケルソン、デービス・ラブⅢ世などのロングヒッターが優勝争いに名をあげてくるのもこの点からと思われる。
しかし今季の他の試合を見ていると、飛ばし屋だけが優勝戦線に名を連ねているわけではない。
ジム・フューリックやブラッド・ファクソンのハワイでの優勝は彼らのパット技がもたらせたもの。
今大会でミケルソンが泣いたのも、バーディチャンスで短いパットを決められなかった為。
そして同じくカップに嫌われ続けチャンスを作れないでいるのがタイガー・ウッズ。

「ショットは良いんだ。パットもちゃんとあたっている。それでもカップに嫌われてしまう。このところずっとそうだ。ストレスがたまるよ。(タイガー)」

神業に思えた昨年のタイガーの妙技の数々。
パットは打った瞬間から外れるはずがないと思わせるほど、次々とカップに吸い込まれていった。
しかし今年はそうはいかないようだ。

一方、ペブルビーチの芝を制してパットを決めたのが勝者、デービス・ラブⅢ。
追い上げを見せていたビジェイ・シンのパットも好調だったが、17番でのティーショットを海へOBした、痛恨のミス。

「クラブを間違えたんだよ。ショットは冴えてたんだ。クラブを選び間違えたんだ、それだけだよ。(ビジェイ・シン)」

そして18番でビジェイと同じ海へのOBで優勝を逃したミケルソン、

「朝と風が変わっていた。風を読み切れなかったんだ。(ミケルソン)」

一方、勝者の感想は?
「勝因は18番だと思うよ、ミケルソンも失敗していたけど、あそこは難しい。もちろんミケルソンが18番でOBになるなんておもっていないから、自分はとにかくイーグルをとろうと風を待ってグリーンを狙ったんだ。今日は18番でほとんどイーグルが出ていない。自分もイーグルパットを外したけど、イーグルを狙える位置に落とせただけでもラッキー、あれが今日のベストショッットだね。(デービス・ラブⅢ世)」

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