LPGA今季最後のメジャー「全英女子オープン」最終日
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最終日を首位タイで迎えたのはジェニファー・ロザレスとキャリン・コークの2人。
しかしロザレスにとっては首位になったのはキャリア初めてのこと。
またカリン・コークも、メジャーの最終日に首位にたったのは今回が初めて。
そんな彼女たちのたった3打差にメジャー大会上位の常連、カーリー・ウェッブが虎視眈々と優勝を狙っていた。
カリン・コークは苦戦の最終日、2メートル内のパーパットがカップに嫌われるなど、調子が伸びず、静かに後退。
またジェニー・ロザレスも何度かバーディチャンスにつける健闘を見せるがモノにできず、優勝争いからは遠ざかっていってしまった。
代わりに上位に飛び出したのがポーラ・マーティ。
11アンダーで首位を追っていたマーティは14番パー5でピンの2メートル半につけるアプローチでバーディ。
最終日開始当所の首位陣後退でお約束どおり、首位を邁進するカーリー・ウェッブに2打差と迫る。
そのウェッブが16番でトラブル。2打目を大きく右に外し、クリーク手前の急斜面に落としてしまう。
かろうじで斜面でとまったためにウォーターハザードを免れたが、厳しいショット。
大事なショットだけに、悩んでしまったウェッブは時間の取りすぎを注意され、なんとか打ったショットはグリーンには乗ったものの、カップからは10メートル近く離れていた。
しかしここで崩れないのがさすが女王の証。
このロングパットをみごとに沈め、スーパーリカバリーのパーセーブ。
こうなると、ウェッブの勢いはもう止まらない。
17番でもバーディを奪い、15アンダーで2位との差は余裕の3打。
ポーラ・マーティが同じく17番でバーディを奪い、再び2打差にまで詰め寄るが、ウェッブを捕らえることはできなかった。
最終ホールのバーディこそ若干ショートしたが、ウェッブが今季の「全英女子オープン」を制し、LPGA史上初めて、新旧全5種のメジャー全てを制する「スーパー・キャリア・グランドスラム」を達成した。