PGAツアー「インベンシス・クラシック」最終日

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90ホール、5日間に渡って3つのコースで開催される「インベンシス・クラシック」。この2シーズン、怪我やプライベートな問題で調子が悪いデイビッド・デュバル。2002年シーズンに至ってはトップ10・フィニッシュが1度しかない不調ぶりだった。しかしライダーカップをきっかけに「蘇り」の兆しを見せているデュバルはなんと4日目が終わった時点で首位。すぐ後に同大会3度優勝経験のあるジム・フューリックが控えているものの、念願の優勝に限りなく近づいたデュバル。果たして勝利の女神は久々にデュバルに微笑みかけてくれるのだろうか?
答えは残念ながらノー。6番パー4で長い15メートル級のバーディパットを決めた場面が最終日唯一のハイライトとなってしまったデュバルは、3つのボギーを叩き、優勝争いから脱落してしまった。変わってスポットライトを浴びたのがフィル・タタランギ。19アンダーで迎えた最終日、12番パー4での8メートル・バーディや13番パー5でグリーンサイドの木の脇からの完璧なアプローチをピン側1メートル内につけるなど猛チャージで27アンダー。その後も15番16番とバーディラッシュが止まらず、最終18番では14メートルのバーディパットをわずかに外したものの、通算29アンダー。2位以下に3打差をつけで先にホールアウトした。
なんとかタタランギを捉えようと後続人の集中力に拍車がかかる。スチュアート・アップルビーは16番でのイーグルで2打差に詰め寄った後の17番、ティーショットをピン側30センチにつけてついに1打差。しかし最終18番での下り4メートルのバーディパットはわずかにカップ左。1打及ばず。
3度優勝経験のあるジム・フューリックも16番でバーディを奪い1打差に迫る。また17番でバーディを奪ったジェフ・スルーマンも1打差。次々とタタランギに襲い掛かるがみな一歩手前で失速。スルーマンは18番でグリーン手前の花道からチップインを決めない限りチャンスなしというショットがかなりショート。一方、同じく18番でチップインバーディ以外にプレイオフに持ち込む手立てのないフューリックも奇跡は起きず大きくオーバー。
2000年シーズンに首の神経を痛め、さらに不整脈があったため、ほとんど参戦できなかったフィル・タタランギが30歳にして念願のPGAツアー初優勝を飾った。(今季の15人目の初優勝者)

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