PGA「ツアー選手権」プレビュー
USPGA
シーズン初めに多くの選手が目標として掲げるもののひとつが「ツアー選手権」への出場。シーズン中に優勝を飾ることも大切だが、賞金ランキングの30位に残るというのは優勝だけでは難しい。常に上位に残るような成績を収めなければ、「ツアー選手権」には出られないのだ。今年はジョージア州アトランタのイーストレイクで開催。タイガーにミケルソン、エルスにラブ3世といったお馴染みの顔ぶれもいるが、昨年参戦できていた14名は今年はいない。
いつもは朝日が昇る頃から練習ラウンドに出てしまうタイガーに合わせてファン達は随分早くからコース入りしたが、タイガーは珍しく午後から活動開始。1時間ほど練習レンジで調整を行っていた。一方ナンバー2のミケルソンは一度も顔を見せないまま。2000年にこのコースで優勝しているだけに下見の準備は要らないということのなのだろうか?しかし2000年の開催時と今年のイーストレイクはまるっきり別の顔。アトランタ地域を襲った集中豪雨のためコースは水浸し。至る所に泥濘ができてしまっている状況だ。
■ロバート・アレンビー
「ベチャベチャだよ。妻に長靴を持ってきてくれるように電話しようと思っているよ。ゴルフシューズが使い物にならなくなっちゃうからね。」
■リッチ・ビーム
「ボールが15センチくらい泥の中に埋まっちゃうんだよ。打つ度に泥遊び気分で楽しいね。」
■ジャスティン・レナード
「レインウェアのパンツの下に半スボンという格好でプレーしているんだ。ステキなゴルフウェアを一回で着られないものにしたい場合は最高のコンディションだよ。」
泥まみれのコースコンディションはさておき、やはりこの大会の「格」の高さはかなりなもの。メジャーリーグでいう「ワールドシリーズ」のようなものだという。
■チャールス・ハウエル3世(初参戦)
「1年間安定して上位をキープできた者だけのご褒美みたいな大会だからね。その仲間入りを出来たのは本当に嬉しいよ。」
■ホセ・マリア・オラサバル(初参戦)
「最高水準の大会に出場できて本当に嬉しいよ。もちろん勝つのは容易なことではないけど、僕が勝てば初の北米出身者以外の優勝になるらしいから、ぜひ勝ちたいね。」
■ニック・プライス(12回目出場)
「本当に1年間のご褒美の試合だね。優勝してても来られていない選手がいるだろう?よほど大きな大会の優勝か、複数優勝でもしなければ、確実には来られない大会だ。そうなると、常に上位の成績を残すだけの安定したプレーが1年間できなければならない。これは大変なことなんだよ。」