「オーガスタ論争」に女性団体代表が反論
マスターズ
月曜日、オーガスタ・ナショナルのチェアマン、フーディ・ジョンソン氏が「オーガスタ・ナショナルが女性メンバーを受け入れる予定はない」と発表。
「オーガスタ・ナショナルはメンバーに対し素晴らしい友情と親身な付き合いを提供してくれてきた。そのオーガスタに変化を求めることはできない。
また我々を差別主義者で偏狭頑迷だと批判しているが、我々は決して違う。
オーガスタ・ナショナルはあくまでもプライベートな団体だ。そしてプライベートな団体はみな良いものばかりだ。例えばボーイスカウト、ガールスカウト、ジュニアリーグ、婦人会に女子学生会や男子学生会などあれらがみなモラルに反するというのか?」と反論し、来年の「マスターズ」は予定通り開催され、それまでに女性メンバーが許可されるようなことはないと断定したことに対し、女性の権利を訴える団体NCWOのマーサ・バーク博士が「ザ・ゴルフ・チャンネル」のニュース番組に生出演して反論した。
Q.ジョンソン氏の発表を受けてどう感じていますか?
A.言われていたことに何も進展がなかったことに驚いています。彼のもとには内外から様々なプレッシャーがかけられているはずです。マスターズに限らず、他の大会スポンサーや社会全般からも批判を浴びているはずです。もう少し、状況を把握し正しいことをする方向に動いてくれていると思っていましたが、残念ながら違いましたね。
Q.今後の戦略は?
A.我々の戦略は変わりませんよ。彼が今回発言したことに何も新たしいことがなかったのと同じで、我々も方針を変えません。ただ今回ジョンソン氏はいままで以上に、「オーガスタは差別してきたし、差別が好きだから、今後も差別する」と発言してしまっています。ですからNCWOとしては今後も世論を正しい方向に促し、マスターズ委員会やマスターズのスポンサーたちの目を覚ます努力をすることです。彼らは大企業のトップでありながら、女性蔑視をしているのです。そんなことがこのご時世に許されないことを知るべきです。彼らが立っている経営者トップの座は男性も女性も隔てなく多くの消費者に支えられているのですから。
Q.ジョンソン氏は記者団との会見で人種差別と性差別は別次元だと語っていましたが、この点はいかがですか?
A.呆れています。性差別を人種差別よりも軽視していることをあからさまにおっしゃったのですから。ジョンソン氏の発言をもしマスターズ委員会の皆さんも支持するとなると、彼らは日常でも女性は給料や仕事への待遇などすべてにおいて蔑視されてもそれが問題でないと考えていることになります。時代錯誤もいいところです。嘆かわしいですね。
*辛口なバーク博士の反論の完全版は本日、11月13日の「ゴルフセントラル」でご覧下さい。