欧州ツアー「全豪オープン」最終日

欧州ツアー


今週初めオーストラリア入りしたリッチ・ビームはシジェットラッグのため頭がボーッとして試合に集中できないなどとインタビューに答えていたが、3日目を終わってさすがはメジャーチャンピオン、堂々の首位タイに立っていた。
そのビームと首位を分けていたのは童顔でありながら冴えたプレーをする地元の若手[ベビーフェイス・アサシン(童顔な暗殺者)]こと、スティーブ・アレン。
リッチ・ビームは12番のバンカーでトラブル。打ち出した球がバンカー縁に当たり結果ボギーで9アンダー。首位アレンに2打差をつけられてしまう。
しかし14番では長い15メートル級のバーディパットを決め1打差に詰め寄る。一方のアレンは同じ14番でバーディを決め、すぐさまリードを2打に戻してしまう。
地元オーストラリアのロバート・アレンビーは15番のバンカーで大トラブル。
バンカーの縁のラフに入ってしまったボールが1ショット目では動かない状態。結局2打目も失敗に終わり、バンカー内に落としただけ。
ボギーで8アンダーとなってしまう。
そのアレンビーは最終18番パー5で意地を見せた。首位との差は4打。2打目をみごとグリーンオンしただけなく、あわうそのボールがカップインというスーパーショット。
もし入っていれば、一気に1打差に詰め寄る奇跡をもたらしていた。
他に終盤にチャージをかけてきたのがクレイグ・パリー。
16番で12メートルのバーディパットを決めてバーディ。さらに17番で3打目をカップ側にオン、そこからスピンしたボールはあわやアルバトロスのスーパーショットだった。
イーグルはものにしたパリー、アレンの1打差にまで攻め寄るチャージを見せた。
もうひとり、アレンに並ぶチャンスを得たのがアーロン・バッドリー。
2打差で迎えた18番、3メートルのイーグルパットを沈めればプレイオフのチャンスだったが、カップ左淵に触れるも、通過。
結局、アレンが貴重な1打差を守り抜き、29歳にして98年のドイツオープン以来のプロ2勝目を飾った。

◇最終結果
■優勝(-12):
スティーブ・アレン(68)
■2位タイ(-11):
アーロン・バッデリー(65)
クレイグ・パリー(68)
リッチ・ビーム(69)
■5位(-10):
ギャビン・コールズ(68)

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