地獄の6日間「PGAクオリファイイング・スクール」プレビュー
USPGA
PGAのQスクール。地獄の6日間を征したものには楽しい冬季休暇。
落ちた者にとっては心の奥底まで寒い冬となる。
そんな死活問題のかかったQスクールがいよいよ今週末開催される。
昨年は最終日に66をマークした17歳のタイ・トライオンが史上最年少でツアーカードを取得した。
一方でジョー・デイリーは最終ホールでボールがカップの淵で止まってしまった運命の悪戯。
この1打でジョー・デイリーはツアーカードを取り損ねたのだった。今年はどんなドラマが待ち受けているのだろうか?
1987年の「全米オープン」スコット・シンプソンも参戦者のひとり。シンプソンの場合は過去のメジャー優勝者に与えられる権利でたとえこのQスクールを落第しても、死活問題にまでは至らないが、1978年以来のQスクールを突破してフル参戦可能な権利を得たいと考えている。
■スコット・シンプソン
「まぁ他の連中に比べれば切羽詰っていないかもしれないね。でも2度目にQスクールに挑んだときはNCAAで優勝していたコースだったのに、突破できなかったショックを今でも覚えているよ。一生PGAツアーには行かれないんじゃないかって落ち込んだもんだ。一生ゴルフは続けていきたいからね、PGA行きに賭けてみたいんだ。」
2000年の全米プロ選手権の72ホール目でタイガーがあのパットを外してくれていれば、ボブ・メイは今年のQスクールに出なくても5年間の権利を得られていた。
しかし現実はなんとかフル参戦の権利を獲得するために6日間を生き抜かなければならない状況。
今季138位というランキングのため、条件付きの参戦権のみの取得となっている。
■ボブ・メイ
「今季は体調を崩してしまって、Qスクール行きになっちゃったよ。でも自分のゴルフをまだ信じているから頑張るよ。体調はまだ悪くて、この間は背中を痛めてしまってね。この2週間、昨日までプレーしていなかったんだ。」
中にはQスクールに意気揚揚と出場している選手もいる。ケーシー・マーティンはこの半年、脚の調子もよく、自分のプレーにも自信が持てているという。
■ケーシー・マーティン
「ネーションワイドツアーも素晴らしいよ。プレーできる場所を与えられているだけでも感謝しなければと思う。でもやはりプロならPGAツアーでプレーしたいじゃないか。だから自分を試したいんだ。」
*PGAツアー「Qスクール」の第4日目から最終日までの模様は「ザ・ゴルフ・チャンネル」で7日(日)から衛星生中継でお届けします!