PGAツアー「フェニックス・オープン」最終日
USPGA
最終日を2位以下に1打差の首位で迎えたのはハリソン・フレージャー。
しかしその背後にはメジャー・チャピオン、ビジェイ・シンの足音がヒタヒタと近づいていた。
出だしからチャージをかけて来たビジェイ・シンは、1番2番、4番5番とバーディラッシュ。
あっという間に首位を奪いとった。
さらに6番でもスーパーアプローチ!バックスピンでピン1メートル半につけバーディ、ついに20アンダー。
9番でも[お手本のようなウェッジ捌きを見せ、バーディ。
前半を29で折り返した。
バックナインに入ってもビジェイの勢いは止まらない。
10番はパーとしたものの、11番では5メートルの下りのバーディパットを決め22アンダー、2位以下に4打とリードを広げる。
そのビジェイ・シンに喰らいつこうと粘ったのがジョン・ヒューストン。
ビジェイ・シンの後組みで回っていたヒューストンは11番で8メートルのバーディパットを沈め19アンダー。
ビジェイ・シンが12番でボギーを叩いてしまったが、ヒューストンも12番をボギーとし、両者の差は3打のまま。
14番でヒューストンがまたしてもラインを読みきる長いパットを決め、2打差に詰め寄った。
15番は両者バーディで差は縮まらず。
ヒューストンには残り3ホールと時間切れの気配。
そこで大勝負に出た。
16番パー3でホールインワンでも出せば一気に並べるという場面。
ヒューストンのティーショットはなんとピンを直撃。
しかしアンラッキーなことにピンに跳ね返されてしまう。
パーは守ったが、苦しい展開。
一方のビジェイう・シンは17番でトラブル。
2打の貯金を持ちながら短いパー4をドライバーで攻めのゴルフ。
ドライバーの調子は良かったが、この場面でドライバーという選択は疑問視された。
ティーショットは大きく右に外れ、厳しいポジションに。
なんとバンカー超えのアプローチになるが、オーバーすると池が待っているという状況。
その時ビジェイ・シンが選んだのは堅実なバンカーをさけてグリーンに乗せるだけという作戦。
ピン下13メートルにつけた。
一方、この様子を見ていたジョン・ヒューストンは攻めるしかない状況で、果敢にグリーンオンを狙った。
しかしティーショットは左に外れ、痛恨の池ポチャに。
万事休す。
ビジェイは手堅く17番18番をパーで締めくくり、PGAツアー12勝目を手に入れた。