PGAツアー「ボブ・ホープ・クライスラー・クリニック」最終日

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2位以下に4打差をつけ最終日を首位で迎えたティム・ヘロン。
しかしそのまま逃げ切れるとはヘロン本人も思っていなかった様子。
風の影響をまともに受けるラ・キンタには最終日、時速30マイルの暴風が吹き荒れていた。
その暴風に煽られることなくチャージをかけてきたのがジェイ・ハース。
6番ではグリーンエッジからイーグルパットを流し込み、29アンダーで首位に踊り出た。
そのハースを追っていたのがカナダのマイク・ウィアー。
こちらも7番でグリーンエッジからのバーディパットを沈め、2打差をキープ。
そのウィアーは9番のボギーで1打落としてしまうが、11番のバンカーショットをピン側30センチに寄せてバーディで首位ハースの1打差に迫った。
しかしハースも同じ11番でバーディ、リードを2打に戻していた。
一方、3日目のリーダー、ティム・ヘロンは出入りの激しいゴルフ。
11番でバーディを沈め、首位に1打差へと迫ったが、12番13番で連続ボギー。
しかし14番パー5で2打目をピン2メートル半につけて2つのボギーを帳消しにするイーグル!ついに28アンダーとし首位のハースに並んだ。
そして運命の16番。
グリーンサイドバンカーに入れてしまったヘロンはグリーンを大きく超えて、ゴツゴツとした岩山にボールを突っ込んでしまう。
アンプレイアブルを宣言し、2クラブレングス動かしてもまだ地面は岩肌という状況の中打ったヘロンにボールは無残にもグリーン脇を沿う池にポチャリ。
このホールで8を叩いてしまったヘロンはこの時点で完全に優勝争いから脱落してしまった。
反対に首位に追いついてきたのがマイク・ウィアー。
17番で10メートル級の下りのバーディパットを強気に打って決めたウィアー。
ガッツポーズも飛び出す勇気あるプレーで首位タイとなる29アンダーにスコアを伸ばした。
そして最終18番。
ウィアー、ヘロンの両者ともドライバーフェアウェイに運び、ここで選択の差が運命を分けた。
グリーン手前の池を意識してレイアップしたウィアーに対し、果敢にグリーンを攻めたハース。
4番アイアンで打ったその2打目は悲しくもあとひと伸び足りず池に吸い込まれてしまった。
一方のウィアーはピン手前2メートルにつけるバーディチャンス。
結果、ウィアーはこのバーディパッドで決めて、PGAツアー4勝目を手に入れた。

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