「ニッサン・オープン」最終日

USPGA


昨年、「ミケロブ選手権」でPGA初優勝を飾ったチャールス・ハウエル3世。
「ミケロブ」は逆転優勝で奪ったが、今回は2位以下に3打差をつけて首位の最終日。
逃げ切ることはできるのか?そんなハウエル3世の背後にヒタヒタと忍び寄る足音は、今季好調で常に上位のニック・プライスとマイク・ウィアー。
そのニック・プライスは出だしから勢いを見せた。
1番パー5でグリーン際のラフから8メートル近くのイーグルパットを決めて一気に11アンダー。
その後7番と9番でボギーを叩いてしまった。
一方、3日目に[らしくない]不調を見せてしまったタイガーはあがり17番18番を連続バーディで、65。
世界ナンバー1らしい、今大会の最高スコア・タイをマークした。
首位のチャールス・ハウエルは苦戦。
10番ではグリーンを外し、木の陰からのオンを狙ったが、パンチショットはグリーンをオーバー。
逆サイドのバンカーに落としてしまう。
12番でもグリーンサイドバンカーにはまったハウエル、このバンカーアウトはショートしてしまいオンせず、またしてもボギー。
貯金が1打差に減ってしまった。
その1打差で粘っていたニック・プライスは13番で際どい5メートルのパーパットを残すピンチ。
引き離されるわけにはいかないと大事に決め、ガッツポーズ。
さらにハウエルたち最終組よりもかなり前の組、最終日を首位に7打差でスタートしたマイク・ウィアーがハウエルを射程圏内に捉え始めていた。
ハウエルに2打差と詰め寄っていた17番、グリーンエッジからのイーグルパットはわずかにカップを外したが、タップインバーディで1打差に。
一方のハウエルの周囲が重い空気になったのが14番。
1メートル弱のパーパットを外し、なんとリードを失ってしまった。
その後、ニック・プライスはトラブル多発で脱落。
18ホール終了してみると、ハウエルが辛うじて生き残り、7打差を追い上げたマイク・ウィアーとのプレイオフ突入となった。
プレイオフ2ホール目、ウィアーは残り74ヤードをピン横3メートル半につけてバーディチャンス。
一方のハウエルはティーショットでグリーンオンを果敢に攻めたが、大きく右に曲げてしまい、バンカーに。
そのバンカーとグリーンの間にもうひとつのバンカーがありさらにピンはグリーンエッジから4メートルちょっとと、かなりプレッシャーのかかる状況。
しかしお手本のような完璧なショットでハウエルはピン側3メートル内につけた。
先にパットすることとなったウィアーは丁寧に沈めて小さくガッツポーズ。
ハウエルも入れれば、プレイオフ続行という場面だったが、最終日パットがいまいち冴えなかったハウエル。
パットは虚しくもカップのわずか左を通過。
マイク・ウィアーが今季2勝目をあげた。

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