PGAツアー「フォード選手権」最終日
USPGA
3日目を終えて、首位にたっていたのは手首の痛みのため、初日前に棄権を考えていたスコット・ホークとPGAツアー7勝ながらここ8年優勝から遠ざかっているボブ・トゥエイの2人。
彼らの3打差以内にジム・フューリックと今季すでに2勝のマイク・ウィアーら6人が後を追っていた。
ジム・フューリックは序盤からチャージ。
すでに15アンダーで首位ホークとタイになっていたフューリック。
初日から3日目まで毎日イーグルを決めていたフューリックはなんと、最終日も10番パー5でグリーンエッジからのチップインイーグルを決めて一気に17アンダー。
一方のホークも14番で5メートルのバーディを決めるなど、巻き返し、両者17アンダーで並ぶ。
タイのまま迎えた17番、ホークにバーディチャンス。
打った後に入ったという感触を得たホークはカップに向かって歩き出したものの、ボールはカップを半周して入らず。
これにはホークも彼のキャディもショックを隠せない様子。
その間、フューリックは18番でピンまで136ヤードのアプローチをグリーンオーバーでグランドスタンドの壁に激突。
フリードロップを得て、ラフからのチップショットはカップをオーバーするも、トラブルからのみごとなパーセーブで17アンダーをキープした。
一方のホークは残り134ヤードのアプローチ。
9番アイアンで打ったホークのボールはまるでデジャブーのように、フューリック同様グランドスタンドの壁に激突。
同じくフリードロップを得たホークのチップショットはカップ横30センチにつけるナイスセーブ。
結局試合はプレイオフにもつれこんだ。
最初のプレイオフホールは、ホークがすでにグリーンを捉えていたが、フューリックがトラブルからカムバック。
木にコースを遮られたバンカーからのアプローチはグランドスタンド内に打ち込んでしまったが、フリードロップを得たフューリックはまたしても素晴らしいチップショットでパーセーブし、希望をつないだ。
しかしこの時点ですでに日没。
かなりあたりが暗くなってきていた。
プレイオフ2ホール目は、1番パー5。
両者、暗がりの中で見事なアプローチ。
2人ともにバーディのチャンスがあった。
しかし2人がグリーン上に到着した時点で、あたりは完全に真っ暗。
これでは試合を決める大事なパットのラインがぜんぜん読めないというスコット・ホークの申し出に、なんと試合は明日に延期。
ギャラリーからはブーイングが出たが、結果はお預けとなった。