「ザ・プレーヤーズ選手権」初日
USPGA
先週2位以下に11打差をつけて食中毒にかかりながらも圧倒的な強さを見せ付けたタイガー。
しかしこの初日は珍しく苦戦。
スコアボードのタイガーの名前横がいつまで経っても「レッドナンバー」要するにアンダーパーにならないイライラの一日。
4番パー4の3打目をグリーン周りの深いラフからアプローチ。
しかしこれがかなりショートしてボギー。
この嫌なペースを覆すことができぬまま、なんと2オーバーで折り返したタイガー。
そのタイガーにやっと「らしさ」が戻ったのが16番。
ラフからのアプローチを軽くフワリと打ったタイガーのボールは傾斜を完璧に活用し、ピン横2メートルにつける。
このバーディを沈めて1オーバーに戻したタイガーは続く17番の名物ホール。
パー3、147ヤードの浮島へのショットはピッチングウェッジ。
ピン横に落とし、さらにピンに引き寄せられるように1メートルにつける。
このバーディパットはボールがカップを1周近く周るヒヤっとするものだったが、これでイーブンに戻し、初日を72で終えた。
タイガーと同じ午前スタート組で早々と上位に飛び出してきたのがボブ・トウェイ。
6番ですでに4アンダーと序盤からチャージ。
そのトウェイと同じ組で周っていた今季好調の49歳、ジェイ・ハースも同じ4アンダー、68でホールアウト。
他に、スキップ・ケンダール、ロコ・メディエイトも初日68の4アンダー、首位グループでホールアウトした。
一方、午前組のスタートが遅れたしわ寄せと、午後に雷雨の予報が出ていた中、午前スタート組はなんとかラウンドを終了させる時間との戦いに加え、午前組のリーダーたちが出した4アンダーも捕まえなければならない状態。
午後組で好調だったのが同大会2度のチャンピオン、フレッド・カプルス。
バックナインスタートだったカプルスは出だしの10番で2打目をピンに当てるショットの正確度を発揮。
難なくバーディを奪い、11番12番もバーディと3連続でスタート。
そして賞金が大きいといきなり好プレーをするなどというレッテルが貼られてしまっているケビン・サザーランドも好調。
すでに1アンダーと快調な出だしの後の3番、15メートル近くのバーディパットを沈め、早々と2アンダー。
カプルスは折り返した後の1番残り88ヤードの2打目をピン横1メートル半に落としバーディで5アンダー、ついに単独首位に踊り出た。
しかし2番パー5でグリーンエッジからの4打目、かなり長い20メートル近くのパットが打ちすぎでカップを通過し、さらに奥の下り傾斜につかまり、なんとグリーンオーバー。
このボギーと続く3番でもボギーを払ってしまい、結果3アンダー。
一方のサザーランドは12番で長い下りのバーディチャンス。
これを沈めて、首位タイグループ入りを果たす。
この時点で空は暗雲が覆い、雷警報のホーンが鳴り響き、試合はサスペンディッドとなった。
144人の参戦プロのうち68名が明日の現地時間7:30からラウンド1を再開。
ラウンド2は8:30から始まる。