ビジェイの「アニカ批判」真相は?

プロゴルファー


ビジェイ・シンが今回のアニカ・ソレンスタムによる「バンク・オブ・アメリカ・コロニアル」参戦について、AP通信とのインタビュー時に、「アニカには予選落ちしてほしい」とか、「馬鹿げた行為だ」とか、「PGAツアーに相応しくない」といった批判を述べた。さらにもしソレンスタムと同組でラウンドすることになったら、棄権するとまで語った。
ビジェイは、<ソレンスタムがPGAツアーに参戦することで、PGAツアーの選手から貴重な1枠を奪ったのだ>と激怒したという。
しかしビジェイ・シンほどの立場の選手がここまでの発言をしてしまうと、個人的な意見には留まらない。
ビジェイの発言を発端に、ゴルフ界では波紋が広がってしまっている。そこで、張本人に爆弾発言の真意を問うことにした。

■記者
「いまこの取材が始まる前に、今回のコメントで受けた注目は、マスターズのグリーンジャケットをとった時以上だと冗談を言っていましたが、アニカに対する発言がこんな大事になると思っていましたか?」

■ビジェイ・シン
「僕の意図した方向ではないね。僕は誰も攻撃したつもりはないんだ。得にアニカ本人を責めたつもりはさらさらない。僕が意図しない表現で広がってしまった。例えば、彼女に予選落ちして欲しいと言ったのは、もし僕が予選落ちして、彼女が本戦に残ったら、女性に負けたというレッテルを貼られてしまうだろう?でもそういう風には記事になってなかった。また彼女と同じ組になりたくないという発言も、PGAツアーに対する嫌味なんだよ。メジャーのときは別として、ペアリングはそれぞれのカテゴリーを考えて行われる。僕と彼女が同じカテゴリーになるはずはない。なのに同じ組にされたら、僕がPGA選手としてツアー側に軽んじられていることになる。残念ながら記事を書いた記者が僕のコメントを曲げて記載してしまったんだ。残念だし、ある意味むかついたよ。」

■記者
「一時はいろいろな意見が飛び交っていたアニカのPGAツアー参戦ですが、最近は皆さんコメントを控えています。PGAツアーの皆さんはどのような意見なのでしょうか?」

■ビジェイ・シン
「僕が代表して話すわけにはいきません。同じ意見の人もいれば、違う人もいますからね。ただ、PGAツアーは男子プロの仕事場です。我々はこれで生活しているわけです。彼女が参戦することで、PGAツアーで必死に生活している誰かの1枠を奪ったことは事実なんです。」

■記者
「ビジェイはPGAツアー優勝者で、アニカはカテゴリー3ですから、同じ組には成り得ません。しかし予選を通過すれば3日目さらに最終日に同じ組になる可能性があります。その場合はどうしますか?」

■ビジェイ・シン
「僕が言っていたのはPGAツアー側のペアリングですから、初日と2日目の話です。3日目以降は実力の問題ですから、もちろんプレーしますよ。」

(c) 2026 Enetpulse Limited
(c) 2026 Kyodo News Digital Co., Ltd.

[AD]

ゴルフニュース一覧