「全米オープン」前日の様子
全米オープン
開催コース「オリンピア・フィールズCC」の特徴から、必ずしもロングヒッターが有利とは言い切れない。
しかしたとえ最近のタイガーの成績が過去4勝でトップ10入りが1度だけであっても、最有力優勝候補は間違いなくタイガーだ。
今週メジャー優勝となれば、この4年続いている連年メジャー優勝を5年に更新できる。
■タイガー・ウッズ
「毎回言っているけど、1シーズンにメジャー優勝が1度でもあれば十分に素晴らしいシーズンだといえるんだ。僕は今週その目標を達成すべく挑戦する。」
今年唯一「グランドスラム」を狙えるのは「マスターズ」チャンピオンのマイク・ウィアー。そのウィアーにとって「グランドスラム」は不可能な目標ではない様子。
■マイク・ウィアー
「もし不可能だと思っていたら、最初から挑戦しませんよ。そこに少しでも可能性があれば、全力を尽くします。もちろん自分のプレーだけでなく、すべてのことが整わなければ実現はしないでしょうが、まだ何とも言えない状態で、不可能とは言いたくありません。」
今季爆発的な連勝スタートを切ったアーニー・エルスだが、3月の手首故障以来、おとなしくなってしまっている。
■アーニー・エルス
「もう手首は大丈夫です。マスターズ前には問題で、残念ながら臨む結果は出せませんでしたが、先週は充分に休息をとり、今週に備えてきました。すべて予定通り進んでいますよ。」
デイビス・ラブ3世は、今季3勝で賞金ランキングも首位と輝かしい成績で「全米オープン」入り。しかし彼の義理の兄弟による自殺事件は心に深く大きな傷を与えたままだ。
■デイビス・ラブ3世
■フィル・ミケルソン
最も熱い選手が、この「全米オープン」前の2参戦を連週優勝で飾っているケニー・ペリー。「コロニアル」と「メモリアル」の優勝で急浮上した注目株だ。
■ケニー・ペリー
「毎日4~5時間はロープの中でゴルフにだけ集中できる。心の悩みや傷から意識を遠ざけてくれる良い薬だよ。先週もプレーしてよかった。今週の準備という意味もあったけど、精神的に必要だったんだ。今週はメジャーだから、全神経をメジャーに注ぐことで救われるよ。メジャーに集中できないようであれば、他の何にも集中できないからね。」
「今までの全米オープンに比べれば、より挑戦的に攻めないとならないかもしれません。なるべく多くアンダーパーに進んだ状態で最終日を迎えたい。3日目の夜の首位陣との差を最小限に抑えたいのです。」
「前はこんなに注目されることはなかったし、記者会見にだって呼ばれなかったからね。マスコミに慣れるだけでも大変だよ。でもこんな騒動に惑わされず、自分らしさを取り戻して、心の平穏と自分のスイングが得られれば、なんとかなるんじゃないかな?」