PGAツアー「ビュイック・クラシック」前日の様子

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世界ランキングトップ10のうち5名が参戦となった「ビュイック・クラシック」。
開催コースのニューヨーク州ウエストチェスターCCには「全米オープン」の勝利に酔いしれたままご機嫌のジム・フューリックと、対照的にマスコミの質問攻めにため息交じりのタイガーが到着していた。
プレスルームでフューリックを待ち受けたのはシャンパンでの乾杯。
勝利の美酒にほろ酔い気分で受けるインタビューとなったわけだが、酔っているのはシャンパンにだけじゃなさそうだ。

■ジム・フューリック
「まだまだ興奮がさめないね。あまりにご機嫌で今日雨が降っていることが気にならないくらい。だからまだフワフワしててね、この試合に集中できるかわからないよ。でもこの気分がいつまで持続するかわからないけど、でも充分に楽しみたいよ。」

一方のタイガーには<スランプでは?>というマスコミ報道。これにはタイガーからは<過剰だ>との反論が出ている。

■タイガー・ウッズ
「みんなの僕に対する評価の基準が判らないよ。数試合勝てば、急にタイガーは誰にも止められないと書かれるし、2試合続けて優勝しないだけで今度はスランプだと書かれる。まるでジェットコースターに乗せられているようだ。」

またタイガーは、まだ左膝がリハビリ途中にあり、彼のトレーナーも手術医もかなり保守的な方針を掲げており、タイガーの将来を考えて今は練習時間にも制限を出されていると語った。
一方で、タイガーが「ニクラスのメジャー18勝を目標としているか?」という質問には数年前と違い、かなり大人な答えが返ってきた。

■タイガー・ウッズ
「目標としているか、そうですね。ニクラスの記録と競いたいですよ。そしていつか、彼を越えたいですね。でもたとえ彼の記録を超えられなくてもそれはそれでいいんです。僕の目標は、毎日の終わりに昨日よりも上達した自分でありたいということ。その目標を日々、達成していけば結果がついてい来るはずです。そしてその結果がゴルフ史上もっとも優れた結果に結びつけば嬉しいです。」

タイガーの落ち着いた素振りは、数年前の優勝の固執していた若者ではなく、まるで27歳当時のニクラスが、「ベン・ホーガンやボビー・ジョーンズの記録を破りたいか?」と聞かれていたときに似ている。

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