PGAツアー「ウェスタン・オープン」最終日

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<スランプ>だとマスコミに騒がれていたタイガーは明確に行動で示した。
初日に63をマークし大会のコースレコードにタイ記録、さらに3日目の65。
54ホールでの通算18アンダーは、1949年にサム・スニードが打ち立てた記録を3打上回った。
そして2位以下に6打差をつけて最終日を迎えた。
8番でタイガーはグリーンエッジからのバーディを決めて2ホール連続バーディ。
前半9ホールで5つバーディを奪った。
この時点でタイガーのリードは10打に広がった。追うのはリッチ・ビーム。
10番パー4での2打目をピン横1メートル半につけバーディ。その数分後、同じ10番パー4の2打目、タイガーとキャディのスティーブ・ウィリアムスの会話が漏れ聞こえた。

■タイガー
「どのくらいだ?」

■スティーブ
「今の風なら95打てば、ちょうどピンちょい後ろに落ちる。」

このスティーブの言葉どおり、タイガーのショットはピンの1メートル後ろに落ち、さらに1メートル奥にワンバンドした後、バックスインでピン横30センチ。
バーディで23アンダーに伸ばす。改めて2人とものすごさに脱帽だ。
そして、シカゴの上空に暗雲が立ち込め出した。結果1時間半の中断となり、再開後のリッチ・ビーム、11番パー5で2打目が一瞬林に吸い込まれたかのように思われたが、素晴らしいキックでピン横30センチについた。
このホールをイーグルとしたビームは、15アンダーへ。さらに14番でも3メートル半のバーディパットを決めて、ビームのチャージが17アンダーまで伸びた。
一方のタイガーは、14番で2メートル弱のパーパットを外してしまいボギーで22アンダーに後退。
その直後、またしても雷雨のため中断してしまった。
再々開後タイガーもビームも勢いが終息してしまったものの、タイガーがみごとキャリア38勝目を飾った。

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