グスタフソン疑惑の14番「アドレスしたか否か」?!

USLPGA


LPGAツアー「サムスン世界選手権」騒動の最終日、14番のグリーン上で疑惑のシーンが起きた。
下りの長いバーディチャンスにつけたソフィー・グスタフソン。
アドレスに入ろうとしたときに、何かを気にして、一度退いた。
その直後、ボールを真後ろから再度確認してスタンスに入ろうと一歩踏み出したときに、ボールが動いてしまう。
傾斜がきつかったためか、ピンハイの傾斜下まで転がってしまった。
ここで問題は、グスタフソンが最初のアドレスに入ろうと構えたときに、パターのソールが付いていたかどうか。
ソールが地面に付いていなかれ、アドレスをとったとは定められない。
オフィシャルに対し、パターをソールしていないと応えたグスタフソンは、ペナルティを課せられることなくボールが移動した先からのバーディパット。
これは入らなかったが、2パットのパーで首位タイを守れた。
この一件で、オフィシャルたちは本人の主張を尊重し、ペナルティを与えなかったが、試合中継していたNBCのコメンテーターたちは違う意見。
テレビ中継の画面で見えた疑惑と本人の主張が真っ向からぶつかっている。
ザ・ゴルフ・チャンネルでは中継ブース内で解説をしていたロジャー・マルビーに聞いた。

■ロジャー・マルビー
「グスタフソンがパターをソールしたと僕はいまでも思ってます。中継カメラを通じてですが、はっきり見ました。しかし彼女が否定しているので、その主張を尊重したいと思いますが、なんども中継のテープを確認しましたが、あれはソールしていると思っています。でも真実を知る人はただ一人、グスタフソンがソールしていないと言って、オフィシャルが認めたわけですから、それで話は終わりですね。」

NBCのスポーツ局エグゼキュティブ・プロデューサーはNBCの中継が間違ったコメントをしたと批判されたことに対し、かなり過激な発言をしている。

■トミー・ロイ
「問題はしっかりとした映像の証拠があるのにも関わらず、コミッショナーのガールフレンドが不正してもそのコミッショナーの下で働くオフィシャルたちが映像の証拠を無視したルーリングをしたということだ。」

一方のグスタフソンは疑惑について、苛立ちを露わにしたコメントを発表している。

■ソフィー・グスタフソン
「自分の優勝がこのような疑惑に汚されていることを残念に思います。いままでこのような仕打ちを受けたことはありません。いままでもゴルフには誇りを持ち、正しくプレーしてきました。もちろんテレビ中継は見ていません。しかし中継されていたNBCの方々が私が不正を行ったと断定したことには憤りを感じています。あの時点で私は首位タイでした。しかしNBCのレポーターなどは私の組に同行していませんでした。もし現場にいてくれたなら、ボールがグリーン傾斜のどのような状態で止まっていたか、正しく伝えてくれたでしょう。ボールが動きそうだと分かっていたので、私はラインを見るためにカップの逆側まで歩きに行ったとき、ボールマーカーの後ろに念のためティーも刺しました。私は風のきつい欧州でプレーしているので、動く可能性がある場合にソールしてはいけないことは良く知っていました。しかし念のためにティーを刺したことや、私がボールが動いてしまうことを心配していた様子などは放送されていません。ルールを知っていてソールするはずがないでしょう。さらに、オフィシャルたちのルーリングに対して、失礼な発言までしてました。私の個人的な関係(コミッショナーの恋人)を考慮してオフィシャルたちが甘いルーリングをしたなどという発言は許せません。オフィシャルたちは全員プロですし、選手に対して、別の要因からルールを甘くしたり、厳しくしたりは絶対にしません。この一件ではかなりの憤りを感じ、またNBCはオフィシャルたちに対しても謝罪すべきです。」

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