2001EPGAツアー「ドバイ・デザート・クラシック」最終日

欧州ツアー


タイガーはいままで24回、最終日の優勝争いに食い込み、うち22回は優勝を持ち去っている。そんなタイガーにトマス・ビヨーンはみごとな金星をあげた。最終日、首位のタイガーに1打差のトマス・ビヨーン、しかし1番ホールからタイガーのパーパットがカップに嫌われボギーとなるなど、番狂わせを予想させるスタートとなった。終始、追いつ追われつの2人の戦い。ビヨーンがバーディで追いつけば、タイガーもバーディで突き放し、常に一歩以上のリードを守った...。パー4の17番ホールまでは。タイガー、3メートルのバーディチャンス、再びビヨーンを寄せ付けない威力を見せてくれるかと思いきや、わずかにそれてパー。一方のビヨーンは2メートルのバーディパット、ボールはカップに吸い込まれていった。最終ホールを前にして、とうとう2人は22アンダーで並んだのだ。そして迎えたパー5の最終ホール、打った瞬間にしかめっ面になったタイガーのティーショットは右の林に突っ込んでいってしまった。2打目は林から出すだけに留まり、ラフからグリーンを狙った3打目がなんとグリーン手前の池に。ただただ信じられないという表情でグリーンわきに進むタイガー。結果はダブルボギー。一方のビヨーンは、3打目をグリーン向こうのエッジからピン横2メートルに寄せた。バーディパットはわずかに外したものの、パーで22アンダーのまま、タイガーに2打差をつけて、ドラマチックなドバイの戦いを制した。24万8000ドルの優勝賞金を獲得したビヨーンは欧州PGA賞金ランキングでも16位から、ピエール・フルケ、マイケル・キャンベルに続く3位に食い込んだ。「タイガーに勝ったことのある人はいると思うけど、4日間通じてタイガーと回って勝った自分には正直、『良くやれたなぁ』と驚いている。最終ホールがあんな結果になるとは思わなかった。とにかく相手は世界一だから、自分は自分のプレーに集中しようと努力したよ。(トマス・ビヨーン)」タイガーは終盤優勝争いに食い込んできたパドレイグ・ハリントンと並び、20アンダー2位タイ。4位タイにメシアス・グロンバーグ、イアン・ウーズナム。6位タイにブライアン・デイビス、ジーブ・ミルカ・シン。

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