最後のフル参戦試合「クライスラー・チャンピオンシップ」プレビュー
USPGA
今季最後のフル参戦試合となった「クライスラー・チャンピオンシップ」。大事な数字は3つ。「1」、「30」、そして「125」。「1」はビージェイ・シンにかかった数字。もし今週もビージェイが勝つようなことがあったら、優勝賞金は86万4000。これを加算すると、「ツアー選手権」が始まる前にすでに今年の賞金王が決定する。
■ビージェイ・シン
「僕はゴルフが大好きだからね。その大好きなゴルフで優勝できること以上に幸せなことはないよ。」
キャリア初の賞金王を目指し今週も参戦するビージェイ。タイガーが「ツアー選手権」に向け、休暇を取る中、ビージェイには大きなアドバンテージとなるかもしれない。もし賞金王に輝けば、もうひとつの栄冠もついてくるかもしれない。
■ジョン・ロリンズ
「もし世界ナンバー1プレーヤーから賞金王の座を奪うようなことが出来たら、それはすごいことだ。ビージェイに対し敬意を表さないわけにはいかないね。」
■ブラッド・ファクソン
「でもタイガーはみんなよりも参戦試合数が少ない中で、優勝回数が最も多い上に、平均スコアはダントツの1位。やはりタイガーがナンバー1なんだよ。」
「30」はツアー選手権へのチケット争奪のボーダーライン。現在、30位にいるのがロコ・ミディエイト。31位のショーン・マキールとの差額は5656ドル、32位のフレッド・カプルスは12,161ドル、33位のボブ・エステスは32,428ドルの差となっている。しかし残念ながらフレッド・カプルスは今週の試合を棄権する。今朝の練習ラウンドで背中の痛みが再発してしまったのだ。またこの「30」という数字を追う立場にこの10年で初めて立ってしまったのがフィル・ミケルソン。過去10年ツアー選手権の常連だったミケルソンだが、今週3位以上の成績を収めなければ、チャンスさえない。
一方の「125」は来季のシード権をかけた死活問題。その125位にいるのがパーユリック・ヨハンソン。続く126位には654ドル差でディッキー・プライド、127位が3804ドル差でスパイク・マクロイ、そして5054ドル差の128位にクリス・スミスがいる。全員が今週参戦している。
もしゴルフ界に「グローバル・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」などという賞があったなら、確実に受賞者はアーニー・エルスになるろう。
■アーニー・エルス
「そうですね。もしそんな賞があったら、ノミネートされていたかもしれません。今年はやっと欧州PGAツアーの賞金王の座も手に入れられました。私にとってとても高い目標でしたから、本当に嬉しいです。」