元男性・女子プロの挑戦

USLPGA


「全豪女子オープン」の話題をさらっているのが以前ゴルフセントラルでも発表した、元男性の女子プレーヤー、マイアン・バガーさん(37歳)。1995年に性転換手術を受け、今回欧州LPGAツアー史上初めて、性転換を受けた女子プロによる試合参戦を果たす。

■マイアン・バーガー
「私が試合に勝ちたいと思ったら、他の選手同様、必死に自分のベストを出しているしかないんです。」

5フィート11、55ポンドという立派な体格。一般の女子プレーヤーよりは大柄だが、飛距離などは平均。ティーショットの平均飛距離などは240ヤード程度だ。やはり元・男性という点で誤解や批判は多いという。

■マイアン・バーガー
「性転換したとはいえ、元は男性だったから身体的な能力として女性よりもパワーがあるのではないか、それはフェアではない、などといった批判をされます。しかし実際は違います。ただ批判は最もだと思います。性転換を受けた人間がどんなであるか、一般の人は知る由もありませんからね。ですから私ができることは、なるべく理解を得られるように性転換手術をした人間だがどうであるかを伝えていかなければならないのです。」

デンマーク生まれのマイアン・バーガーさんは南オーストラリアでのアマチュア選手権で3度チャンピオンに輝き、昨年8月にプロに転向した。

■マイアン・バーガー
「手術を決意するのは大変でした。また手術前からも様々な薬を投与され、副作用などにも悩まされました。生殖器が取り除かれてしまったわけですから、体内でテストステロンを分泌する臓器がなくなってしまったので、通常の女性よりも少ない量のテストステロンしかないのです。体に対する影響は大きいです。リスクの高いことなんです。」

*テストステロン(天然に存在する最も強力なアンドロゲン。精巣の間質細胞で大量に生成され、恐らく卵巣および副腎皮質でも分泌される。アンドロステンジオンのような前駆物質からの非腺組織中で生成される。性機能不全、潜伏精巣、ある種の癌、月経過多などの治療に用いる)

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