「マスターズ」最終日の結果

マスターズ


役者は揃った、そして舞台はクライマックスへ。
メジャー4連覇を狙う首位のタイガー・ウッズと初メジャー制覇を嘆願する首位に1打差のフィル・ミケルソンが最終組でスタート。
そして最終日のドラマにはもう一人の主役、腱炎のため出場さえ危ういとされてきた元世界ランキング1位のデイビッド・デュバルだ。
最終日を首位に3打差でスタートしたデュバル、5番6番7番で3連続バーディ、一気に首位に並んだ。
ミケルソンもスコアを伸ばしていたが、タイガーに並ぶ12アンダーで迎えた6番の短いパーパットをなんと外してボギー。
ミケルソンが泣かされている「まさかのミス」が最終日の大事な所でも出てしまった。
後半戦で巻き返しを図るが及ばず、文字通り<命取りのミス>でメジャー初優勝の夢はうち砕かれてしまった。
一方、絶好調のデュバル、8番の長いイーグルパットはわずかにカップから外れたが、バーディ。
13アンダーでタイガーから首位を奪った。
世界中の期待を背負ったタイガーは、最終日も前半にボギーを叩くなどスロースタートでギャラリーをヤキモキさせたが、7番のバーディで13アンダーで同一首位。
その後、デュバルが追いつけば、タイガーが引き離すという攻防戦を繰り広げた。
2組先を行くデュバルは前半を(32)で折り返した。
一方のタイガーは8番でもバーディ、14アンダー首位奪還したかと思えば、10番でデュバルもバーディ、タイガーに三度並ぶ。
<追いつかれたら引き離す>タイガーは11番の2打目で、あわやカップインというスーパーショットを披露、楽々バーディでデュバルを寄せ付けない。
負けじとデュバルも15番でフリンジからの放ったイーグルパット、わずかにカップを逸れるがバーディ、デュバルも後に引かない。
さらに気まぐれな勝利の女神の悪戯か、15番でタイガーが珍しく2メートルのバーディパットを外すシーン。
女神はデュバルに微笑むのか?
97年のタイガー独走優勝とは打って変わって、最後まで先の見えない戦い。
そして16番のティーショットを大きくグリーンオーバーしボギーを叩いてしまったデュバル、しかしタイガーが17番でもバーディを外してパー。
最終ホールでバーディを取れば、まだデュバルにチャンスが残る。
しかし、デュバルの攻防もここまで、バーディパットは悲しくもカップを逸れた。
後はタイガーのボギー以外はデュバルにチャンスはない。そしてタイガーは最終ホール、2打で決めれば優勝という12メートルのバーディパットを入れて、デュバルの夢にとどめを刺す。
結果、最終日を(68)、2位に2打差で優勝を決めた。
戦いの疲れから出た安堵のためなのか、それとも4メジャー連覇の歓喜なのか、キャップで顔を覆い涙するタイガーにギャラリーはいつまでも惜しみない拍手を贈った。


<最終結果>

■優勝は16アンダーでタイガー・ウッズ(68)

■2位は14アンダーでディビッド・デュバル(67)

■3位は13アンダーでフィル・ミケルソン(70)

■4位タイの10アンダーにマーク・カルカベッキア(72)、伊沢利光(67)通算278は初出場者の最少スコアを2打更新する新記録。

■6位タイの9アンダーにアーニー・エルス(72)、カーク・トリプレット(71)

(c) 2026 Enetpulse Limited
(c) 2026 Kyodo News Digital Co., Ltd.

[AD]

ゴルフニュース一覧