「ゴールデンベア」冬眠から覚める!?
プロゴルファー
史上最強のプレイヤーの名をタイガー・ウッズに譲りながらも、やはりゴルフ界きっての英雄は今でもジャック・ニクラウス。
18のメジャー・タイトル、7つのシニア・メジャー・タイトルと、さすがのタイガーもまだ足下に及ばない。
最近、「トーナメントでの戦いが面白くなくなってきた」などと弱気の発言で引退に思えるようなそぶりを見せていたが、「ゴールデンベア」の闘志は冬眠から目覚め、新たな伝説のページを捲りだした。
6つのマスターズを含む、PGAツアー70勝。全英オープン3勝を含む14の国際試合での優勝。
そしてPGA最優秀殊勲選手を5度受賞。
数々の栄光をその履歴に刻んだニクラウスだったが、1996年のシニアPGAでの2勝以来、優勝はなく、「まるでゴールデンベアは冬眠に入ったかのようだ」とさえ言われていた。
しかし先週の「全米シニアオープン」でニクラウスは再び闘志を露わに目覚めたのだ。初日はバックナインで7メートルの長いバーディを2つ決め、首位のブルース・フライシャーに2打差に位置づけした。
2日目は1番で20メートルのバーディパットを決め、出だし好調。しかし7つのボギーが足を引っ張ってしまう。
3日目、ハーフを2オーバーの37で折り返した後、ジャックのプレーが蘇った。
14番で2打目をピンに5メートル地点に運び、イーグル。
続く15番でもショートゲームが冴え、チップインバーディ。
さらに最終ホールもバーディを捉え、この日69、首位に3打差と優勝圏内に残った。
そして最終日、ニクラウスのチャージは続く。最初6ホールで3バーディ、首位タイに躍り出た。
しかし後半、15番16番での連続ボギーが敗因となり、3度目の「全米シニアオープン」優勝は阻まれてしまった。
■ジャック・ニクラウス
「優勝のチャンスを作れた自分を誉めてやりたいね。次はもっと頑張ればいいし、ミスをしなければいいんだ。まだまだやれる自分に自信を取り戻したよ。」