今年の「ロイヤル・リザム&セント・アンズGC」選手たちの感触

全英オープン


水曜日は夕方から暴風の中で霧雨が降る寒い夏の日となり、毛糸の帽子をかぶってはしゃぐ、デイビッド・デュバルの姿なども見えたが、選手たちが最後の練習ラウンドをした日中は見事に晴れ渡り、全員が最終的な調整に磨きをかけた。
96年にトム・レーマンが優勝したときはフェアウェイの芝も茶色がかり乾燥して硬かったが、今年は芝が生き生きと緑で艶やか。
「硬い全英」のイメージとは少々異なった。
膝まで伸びているラフは風になびく様は美しいが、はまったら簡単には出せない曲者。
さらに、そのラフの「底」の状態に選手達の話題は集まった。

■ニック・プライス

「30センチくらいの深いラフなんだけど、フェアウェイから見ると、ススキがなびいているみたいで、大したことないかな?と思ってしまう。でも実際に入ってみると、底の10センチくらいの芝が瑞々しくて密度も濃くて、編み目状の芝にボールが絡まってしまう。さらにスイングの時にクラブに長い丈の芝もまとわりつく。ダブルで厳しい。」

■イェスパー・パーネビック

「メジャー開催コースとしては嫌味なくらい素晴らしいよ。ラフにはまったらグリーンは狙えない。一度フェアウェイに戻して整え直しという感じだ。」

■レティーフ・グーセン

「ボールを見つけられるだけでラッキーというほど、厳しいラフがあるね。でも条件はみんな一緒だから、文句は言えないよ。」

■ジョン・デイリー

「厳しいね、96年の時は芝が乾燥していたから、深いラフでもなんとか打てたけど、深い上に芝が絡みついてくるから、もう不可能に近いよ。」

■ジャスティン・レナード

「枯れている長いラフの下に、全米オープン並みのラフが10センチ隠れている感じだ。長くまとわりつくススキとその底の深い絡みつく芝のダブルパンチだ。」

さらに、風も「全英オープン」につきものの「魔物」。
大抵は西の海から吹き込み、14番から18番の上がりホールで選手達をいたぶる。
しかし練習ラウンドでは東からの風が吹き荒れていた。

■デイビッド・デュバル

「練習ラウンドでいくら作戦を練って、いろいろ試しても、本戦で風の向きが変わったら何の意味もない。練習が無意味に感じられるコースなんて他にないよ。」

■タイガー・ウッズ

「例えば、昨日の2番ホールは追い風で3番アイアンと9番アイアンでグリーンを捉えた。でも今日はドライバーと5アイアンで打った。風で全てが変わる。追い風ならバーディを狙えるホールだけど、今日みたいな荒れた風の中では、強いショットをつないでパーをとるのが精一杯だよ。」

■スチュアート・アップルビー

「向かい風の中、5番アイアンで130ヤードしか飛ばなかったよ。」

*「ロイヤル・リザム&セント・アンズGC」

【設計者】
ジョージ・ロウJr&アレキサンダー・ドールマン
【Par】
35-36
71、6,905ヤード
(197バンカー)
【コースレコード】
64(トム・レーマン=1996)
【全英OP開催年】
1926・1952
1958・1963
1969・1974
1979・1988
1996

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