初出場組健闘! 首位はN.ワトニー

USPGAツアー


 昨年のツアー優勝者のみに出場が許される開幕戦で、ニューカマーが気を吐いた。

 08年シーズン年頭を飾る米男子ツアーのメルセデス-ベンツ選手権が現地時間の3日、ハワイ州マウイ島のプランテーション・コースを舞台に幕を開け、31名の精鋭がしのぎを削った。

 第1ラウンドのこの日は太陽が顔を出したかと思うと、雨が降る気紛れな天気。ハワイ特有の風と芝目のきついマンモスグリーンがプレーヤーを苦しめたが、不利と言われる初出場組が健闘した。5アンダー68をマークしたニック・ワトニー(米)が単独首位。1打差の2位にダニエル・チョプラ(スウェーデン)、2打差の3位タイにアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)他がつけ、ビッグネームを凌駕した。

「初出場組は不利だって? きっとグリーンが難しいからそう言われるんだろうけれど、でも僕にとっては普通だった。期待し過ぎることなく素直に行ったのが良かったね」とトーナメントリーダーのワトニーは満面の笑み。しかし、同じ初出場でもブラント・スネデカー(米)は苦い思いを味わった。

 というのも16番まで快調にトップを走っていたのだが、17番で「完璧」と思われたティーショットがプランテーション・コース名物の腰丈のラフにつかまり、痛恨のダブルボギー。最終18番もパーセーブできず、2アンダー71の6位タイに後退したのだ。

 スネデカー同様、ビッグネームたちも苦戦を強いられた。優勝候補ナンバー1のジム・フューリック(米)は、1バーディ、2ボギーの1オーバー74の平凡なスコアでラウンド。ディフェンディング・チャンピオンのビジェイ・シン(フィジー)と同じ16位タイからのスタートとなった。

 そして、スコット・バープランク(米)は13番でアドレスに入ったあとでボールが動いたと見なされて2打罰。このホールでダブルボギーを叩き、イーブンパー73の11位タイで発進した。ちなみに本人は「素振りのときに動いたのであって、ボールが動いたのはアドレスに入る前だった」と主張している。

 初登場組とベテラン組が明暗を分けたが、このままで終わるはずはない。あと一波乱、二波乱を乗り越え、最後に笑うのは誰か? 目が離せない展開が続きそうだ。

(c) 2026 Enetpulse Limited
(c) 2026 Kyodo News Digital Co., Ltd.

[AD]

ゴルフニュース一覧