遼クン、国内戦プロデビュー!

JGツアー


 石川遼がプロとして国内ツアーに初登場する。

 今年の1月にプロ転向宣言した石川は、豪州で行われた全英オープン最終予選でプロデビュー。その後、ハワイで行われたパール・オープンやG-ONE OPENなどでもすでにプロとしてプレーしてきたが、国内男子ツアーがなかなか始まらないため、本格的なデビューはお預けになっていた。だが、ようやく東建ホームメイトカップ(17~20日、三重・東建多度CC・名古屋)でツアーが開幕。大会前日のプロアマ戦から大会史上最多、3,052人のギャラリーが集結。石川の一挙手一投足を見守った。

 オフシーズンにトレーニングに励んでパワーアップ。飛距離はもちろんだが、そのボールをとらえる力については、尾崎将司も絶賛。オフに尾崎の元に通って練習した石川を見て「ジャストミートする力はハンパじゃない」。元プロ野球選手で、トッププレーヤーの尾崎だから見えるその技量。さらに、努力する才能も認めている。「朝から晩までやり続ける気持ちを持っている。本当に素晴らしいわ」。練習好きで知られる尾崎にこう言わせる見えない努力が、ゴルフ界のスーパーアイドルの糧となっているのは間違いない。

 本人は「最初から最後までいいスイングができるようにしたい。できれば最終日、最終組で回りたい」とプロらしい欲をのぞかせており、楽しみな大会となりそうだ。

 昨年の賞金王・谷口徹、賞金王タイトルを狙う谷原秀人、尾崎が同じ組でプレー。他、注目の組み合わせは、ジュニア時代の石川のライバル、前粟蔵俊太、有望新人の諸藤将次、アジアンツアーで活躍中の清田太一郎の組。さらに杉原敏一、尾崎智春、中島雅生の2世トリオも同じ組でプレーする。

 女子に比べて不人気といわれる男子ツアーの命運をかけた新しいシーズン。そのカギを握るのは石川だが、16歳の少年ひとりにすべてを背負わせるわけには行かない。エキサイティングなプレーがどれだけ見られるか、ファンとしても愛情を持った厳しい目で見届けなければならないシーズンが幕を開ける。

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