タイガー、乱調でまさかの出遅れ!

USPGAツアー


 ディフェンディング・チャンピオンのタイガー・ウッズ(米)が苦戦を強いられている。

 雨のため第1ラウンドが順延となり、現地時間の19日に再開されたメジャー今季第2戦の第109回 全米オープン(ニューヨーク州ベスページ・ステート・パーク、ブラックC)。この日タイガーは7番からプレーを続行し、バック9に入って切れ味鋭いショットで2つのバーディを奪ったが、終盤に来て突如ペースが狂い始める。

 15番ではショットがグリーンの傾斜に押し戻される不運に見舞われ、短いボギーパットを外してダブルボギー。16番でもボギーを叩き、最終18番ではティーショットを右サイドのフェアウェイバンカーに入れ、第2打がグリーン手前のラフにつかまり再びピンチを迎えた。雨で湿ったラフの抵抗のせいかアプローチを今ひとつ寄せ切れずにボギーフィニッシュ。上がり4ホールで4つスコアを落とし4オーバー74で第1ラウンドを終えた。

 午後5時23分にようやく全選手が第1ラウンドをホールアウトし、引き続き第2ラウンドが行われた。だが、遅い時間のスタート予定だったタイガーは1ホールも消化することが出来ず2日目が終了。暫定65位タイで挽回は翌日以降に持ち越された。

 08年大会では左ひざの痛みをこらえ、奇跡の逆転劇を演じたタイガー。今回の舞台ベスページでは2002年に初日から首位を快走し、最終日にチャージをかけたフィル・ミケルソン(米)の猛烈な追い上げを振り切って完全優勝を遂げた思い出がある。当然優勝候補の筆頭だが上がり4ホールで4つスコアを落としたのは、自己ワースト2位の乱調ぶり。タイガーにとって最も悪い上がり4ホールは2007年のアーノルド・パーマー招待での上がり4ホールで6オーバーだが、そのワースト記録に次ぐ最悪な終わり方となった。

 2日目もサスペンデッドになり、暫定首位(ルーカス・グローバー/米)との差は実に『10』。残り54ホールあるとはいえ、ただでさえ厳しいメジャーの舞台でタイガーは、第1ラウンドにして大きなハンディを背負ったことになる。

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