PGAツアー「FEDEXセント・ジュード・クラシック」最終日
USPGA
3日間連続(65)をマークし、最終日を2位以下に4打差をつけ首位で突入したグレン・ナチェック。
いままで最終日を首位で迎えたことのないナチェックだが、試合が始まる前の戦略はただひとつだったという。
「バカなミスをしないためにバカな賭けに出ない」。
結果はどうだったのだろうか?
ナチェックは4打あった貯金はどんどん減る一方。
8番ではパーセーブのパットがカップを半周しつつも嫌われボギー。
13番でボギー、14番では池ポチャと自分のミスと、さらに後続陣の追い上げに吸収されていってしまった。
代わって飛び出したのがレン・マティス。
12番、15番でつぎつぎとバーディパットを沈め、首位タイ。
ナチェックのミスもあり、16番、17番で連続バーディを奪い、18アンダー。
2以下に3打差をつけ単独首位で先にホールアウトした。
ナチェックが優勝争いから消えうせた後、すでにホールアウトしたリーダーの逃げ切り阻止に立ち向かったのが、ティム・ペトロビッチとノタ・ビゲイⅢ世。
15番でペトロビッチがバーディ、残り3ホールで2打差に迫る。
16番ではノタ・ビゲイがバーディ、こちらも残り2ホールで2打差。
17番でもバーディチャンスを得たビゲイだが、5メートル近くのパットは1メートルもショート。
ビゲイはここで力尽きた。
一方のペトロビッチは16番で一気に首位タイに並ぶイーグルチャンス。
わずか15センチショートしてしまうが、バーディはものにして、残り2ホールで1打差。
しかし最後まで最後の1打を埋めるチャンスは訪れなかった。
最終18番でなんとかバーディを奪いプレイオフに持ち込みたかったペトロビッチだが、アプローチはかろうじてグリーンオンしつつも2015メートル以上のロングパット。
かなりしっかりと打ったが、10センチばかりカップの左側を虚しく通過。
結果、バックナインで(30)、この日(64)と7打差をひっくり返す大逆転の好スコアをマークしたレン・マティスが今季2勝目(2月:ソニー・オープン)を挙げた。
(今季2勝挙げているのはタイガーとミケルソンだけ)