名調子!解説者ピーター・アリス独占インタビュー
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アメリカのゴルフ界で最も名調子な解説者、元BBCで現在ABC放送のピーター・アリス氏との独占インタビュー2回目。
アリス氏はプロとして、20勝を上げライダーカップにも8度出場している。そんな元プレーヤーでありながら、また名解説のアリス氏に今回はタイガー・ウッズをはじめとする名プレーヤーたちについて語ってもらった。
■ピーター・アリス
「タイガーは僕が長年見てきたゴルフでは考えらないようなことをやってのける。目の前で起きていることを疑うようなスーパーショットの数々。例えば、3番アイアンで深いラフから200ヤード飛ばしてグリーンオンさせてバーディを決める。普通の人ならあんな深いラフから打ったら90ヤードも飛べば大満足だろう。奇跡に近いチップインや長いパットも決めてくる。才能の塊だね。彼の時代に一緒にゴルフ界にいられることを光栄に思うよ。」
■記者
「ベン・ホーガンは?」
■ピーター・アリス
「素晴らしいプレーヤーだったね。彼の周りにはオーラが出ていたよ。とても興味深い人物であり、とても美しいプレーを持つ選手だったよ。」
■記者
「サム・スニードは?」
■ピーター・アリス
「彼は僕の中で20世紀の偉大なアスリートたちのリストの上位にいるね。エレガントさが粋だった。彼の歩き方も素敵だったね。僕は歩き方を重要視するんだ。もっとも素敵な歩き方をするのはサム・スニードだね。次にショーン・コネリーだと思っているだけけど、タイガーもかなり良いね。彼らのような優雅な歩き方は大好きだ。ニクラウスはちょこちょこ歩くし、パーマーも悪くはないけど、イマイチだ。フレッド・カプルスはなかなか良い歩きをするね。フレッド・アステアのような優雅さがある。ほとんどの選手が不恰好に歩くんだ。みっともない。その点、サム・スニードはスイングも美しくて素晴らしいプレーヤーだったから、観ていて本当に楽しかったよ。」
■記者
「ジャック・ニクラウスは?」
■ピーター・アリス
「頭脳と心とガッツが最高級のプレーヤーだね。厳しい戦いを勝ち抜くガッツがあったよ。」
■記者
「アーノルド・パーマーは?」
■ピーター・アリス
「パーマーはそうだね、楽しいね。タバコがカッコイイとされた時代に、コースで格好つけて吸っていたり、強い弾道のボールを右左に打ったり。派手なガッツポーズを決めたりね。そのあとに、もうちょっと洗練されたパーマーとしてセベ・バレステロスが登場した。」
■記者
「アニカ・ソレンスタムは?」
■ピーター・アリス
「僕にはなぜ彼女がPGAツアーでプレーすることにしたのか理解ができないんだ。彼女がこの挑戦から得られるものはないと思っているんだよ。もしコロニアルでトップ10に入れば、それはLPGAツアーで1シーズンに4大メジャー制覇をしたことに匹敵するくらいのものだと思うけど。いくらコースが短めで彼女のプレースタイルに合っているといっても厳しいよ。彼女は素晴らしいプレーヤーで大好きだけど、今回のことに関しては僕は本当に理解できないんだ。」