「コロニアル」真の勝者はスポンサー

USPGA


アニカ・ソレンスタムは見守る全ての人に感動を与え、ヒロインとなった。また3日目にあわや<59>に挑み、その勢いでケニー・ペリーは優勝を手に入れた。しかし今回の大会には3人目の勝者がいる。「コロニアル」の冠スポンサー、バンク・オブ・アメリカは望む以上の宣伝効果を得られたはず。

■キャシー・ベサント(バンク・オブ・アメリカ首席マーケティング担当)
「弊社にとって素晴らしい一週間となりました。最大の宣伝効果と、ゴルフというスポーツそのものもかなりの脚光を浴びました。アニカの参戦のおかげで、今回のトーナメントは新聞のスポーツ面から1面トップに昇格できたのです。今回の影響力の素晴らしさは今後の大会スポンサーのあり方を再検討する材料になるでしょう。スポンサーとして、大会を盛り上げていく新しい試みが次々と出てくることでしょう。」

■グレン・シーリー(アトランタ・ジャーナル紙記者)
「アニカ以外にこれだけの効果をもたらせられるのは朴セリかカーリー・ウェッブといったところでしょうね。大会側はスポンサーに700~800万ドルといった金額を要求しているわけですから、スポンサーには大会を盛り上げ宣伝効果を最大限に活かす権利があるんです。プレーヤーたちはそのことを忘れがちですね。彼らが戦う場を与えられているのはスポンサーのおかげですからね。スポンサーにはスポンサー枠を自由に使う権利があるんですよ。」

■ロコ・ミディエイト
「誰を連れてくるかによると思うよ。今回は世界ナンバー1の女子プレーヤーだったから、大成功だ。でもこの動きがどこまで発展するのか、先は見えないよね。」

■ダフィー・ウォルドルフ
「スポンサーには権限があるよ、テレビ中継の時間から、プロアマ枠とか、スポンサー招待枠などはみんな冠スポンサーが買った権利だ。彼らの自由に使っていいはずだよ。」

■ブランデル・シャンブリー
「スポンサーが大会を卑小化するようなことがあれば、権限を逸脱していると言えるだろうけど、今回はそんなことはしていない。スポンサー枠として入れる選手は少なくとも競技上で戦える実力を持つべきだと思う。スポンサー招待枠は参戦選手層を厚くする役割のものであって、卑小化するものであってはならないのです。」

アニカはすでに、2度とPGAツアーには参戦しないとしているが、マーケティングを担当する方々はかなりの切れ者揃い。今後の「スポンサー招待枠」がどのように活用されていくかに期待が高まる。

(c) 2026 Enetpulse Limited
(c) 2026 Kyodo News Digital Co., Ltd.

[AD]

ゴルフニュース一覧