ジム・フューリックの新パター
プロゴルファー
ジム・フューリックを「全米オープン」チャンピオンに導いたと言っても過言でないほど活躍した彼のパター。
実は「全米オープン」開幕直前に、使用していたパターに不具合が起きたため、フューリックはアイアンを依頼しているベン・ホーガンにパターを探してもらった。
そこで出てきたのが、最近ベン・ホーガンが提携したベッティナルルディの最新パター、<ビッグ・ベン>だった。
もともと兵器のメタル部品を専門としていたベッティナルディ社だが、巷のゴルフクラブが制作される過程を知り、より良い方法を世の中に伝えたいとゴルフギアメーカーを立ち上げた。
■ボブ・ベッティナルディ(創設者)
「ゴルフクラブの削り出しが旧式の削り機で行われているのを知って驚きましたね。なんで我々が使っているようなコンピュータ化されたものを使用しないのかと不思議に感じました。より早く、より精密に作れるわけですから。」
ゴルフギアよりも高い水準の精密さが要求される兵器のメタル部品を作っていたベッティナルディの高い技術はパター製作に大きく活きた。
その最初の成果が、1999年イェスパー・パーネビックによってもたらされた。
■ボブ・ベッティナルディ
「99年に初めてベッティナルディ・ゴルフとしてゴルフ界に進出しました。その最初の週に、我々のパターを使用してくれたイェスパー・パーネビックが優勝したのです。その優勝の時、テレビ解説者がパーネビックが変わったフェイスのパターを使っているとコメントしてくれましたね。」
ベッティナルディのパターの特徴のひとつ、フェイス部分の細かい削り込みは、フェイスを完璧に真っ直ぐに仕上げるテクニック。
パター製作技術で定評を得たベッティナルディは最近、ベン・ホーガンと提携。
そして生まれたのがフューリックをメジャーチャンピオンにさせた<ビッグ・ベン>だ。
■ジム・フューリック
「試合直前に初めて使ったパターだけど、この試合の中で最も重要なギアになったね。」
大きなマレット形のパターヘッドには穴が空いているが、決してデザインではなく、パターヘッドの重さを最適にするための工夫だという。