「全英シニアオープン」最終日

USPGAシニア


最終日2位に1打差の首位にたっていたのはイギリスのカール・メーソン。
そのメーソンに3打差遅れでスタートしたトム・ワトソンは9番パー4で5メートル級のバーディを沈めて14アンダー、メーソンに2打差と縮める。
そして折り返し直後の10番。
300ヤード近く飛ばしたティーショットの後、残り114ヤードの2打目をウェッジで放ったワトソン。
これがなんとグリーン上で1度跳ねた後、カップに吸い込まれイーグル!!一気に首位タイに浮上した。
そのワトソンを賛美する大歓声を聞いていたメーソン、落ち着いて9番でバーディを奪い、再び1打差に戻した。
さらに12番でもメーソンはバーディを奪い、ワトソンの追随に戸惑うことなく淡々とプレー。
ワトソンは13番パー4で長い8メートル級のパーセーブを決めて、辛抱強くメーソンを追う。
そして16番、コースを知り尽くした経験を活かし、グリーン奥の傾斜を上手く使ってピン側1メートル半につけバーディ。
さらに17番でも長い6メートルのバーディパットをカップど真ん中から流し込み、なんと首位タイ!ワトソンのスーパープレーに沸くギャラリーの様子をメーソンがフェアウェイから眺めていた。
しかし最終18番、ワトソンはグリーン奥からのアプローチを失敗、ボギーとしてしまい、なんと首位メーソンに1打差となってしまう。
さらにメーソンは17番でもバーディ。
最終18番を余裕の2打差リードで迎えた。
ここで勝利の女神の気まぐれが起きた。
ドライバーが絶好調だったメーソンが、なぜかアイアンでティーオフ。
これがフェアウェイバンカーにつかまりトラブル。
バンカーからのレイアップはフェアウェイ右サイドのファーストカットにまで行ってしまい、そこからのアプローチはグリーンを捉えることができずグリーン右のラフへ。
ボギーでも優勝だったメーソンは4打目でやっとグリーンに乗せるが、ボギーパットがショートしなんと痛恨のダブルボギー。
試合はプレイオフに突入となった。
プレイオフ1ホール目は両者パー。
同じ18番で行われたプレイオフ2ホール目、メーソンは再びトラブルに見舞われ3打目でもグリーンにオンできず。
4打目はカップをはるかにオーバーしてしまう。
一方のワトソンはバーディパットこそショートしたものの、短いパーパットを決めて、「全英シニアオープン」を逆転勝ちした。
ワトソンの通算130というスコアは、26年前に同じターンベリーでジャック・ニクラスとの死闘の末、優勝した「全英オープン」のときと同じスコアだった。

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