「ネーションワイド」卒vs「Qスクール」卒どっちが強い?
uspga
PGAツアーへの登竜門は2つ。PGA下部組織である「ネーションワイドツアー」で1年間戦い抜くか、または地獄のような6日間の「Qスクール」を突破するかだ。昨年は38名の選手が「Qスクール」からPGAツアーに卒業していった。「ネーションワイドツアー」からは規定どおりの15名がPGA入り。しかし今年から「ネーションワイドツアー」からPGAツアー入りできる人数が例年の15名から20名に増えた。この改定には「ネーションワイド」卒の選手の方が、「Qスクール」卒の選手よりもPGAツアーでの活躍が上だという考え方が影響しているという。実際に「ネーションワイド」卒の方が上なのだろうか?
アーロン・オーバーホルスター(02年ネーションワイドツアー賞金ランキング2位)「Qスクールが簡単だとはいわないが、たった6日間に凝縮されている試合だからね。その6日間だけ調子の良い選手もいるだろう。一方でネーションワイドツアーは1年間、毎週毎週力を試される。そして1年間の結果で決まるんだ。」
ベン・カーチス(02年Qスクール26位タイ)「Qスクールの突破は厳しいよ。わずかなチャンスを生かさなければならないからね。」
マルコ・ドウソン(02年ネーションワイドツアー賞金ランキング8位)「ネーションワイド卒の人数が増えたのは歓迎だね。やはり30週間戦い抜いた選手の方がたった6ラウンドで勝ち残った選手よりタフだよ。」
キャメロン・ベックマン(98年~2000年Qスクール卒)「Qスクールは一発勝負だからね、厳しいよ。何度もチャンスをもらえるネーションワイドよりも厳しいと思うよ。」
さまざまな意見があるが、03年シーズンのデータを見てみると、「ネーションワイドツアー」卒の成績の方が「Qスクール」卒を上回っているのは事実。「84ランバー・クラシック」前までの成績を調べてみると、「ネーションワイドツアー」卒の15人中6人、または40%がPGAツアー賞金ランキング125位以内に入っていた。一方の「Qスクール」卒では38人中10名、または26%が125位内となっている。