2001EPGAツアー「ドバイ・デザート・クラシック」振り返り②
欧州ツアー
『トマス・ビヨーン』 タイガーが負けたというニュースに見出しを取られたものの、やはりスポットライトを浴びるべき人物は金星をあげたトマス・ビヨーン。2000年の全米オープンの3日目、ビヨーンはタイガーと回っていた。あの飛ぶ鳥と落とす勢いのタイガーと。タイガーのプレーを尻目に苦戦したビヨーン。結果、タイガーには優勝への栄光、ビヨーンは屈辱的な82を叩いてしまった。「やはりビッグネームと一緒にラウンドをすると影響されるよ。(ビヨーン:2000年7月当時)。しかし今年ではドバイは違った。初日から最終日まで4日通じてタイガーと回ったビヨーン。今回の彼には「圧倒されている」様子はうかがえなかった。「今日はタイガーがミスするのを見て、アイツも人間なんだなって思ったよ。このまま僕がプレッシャーをかけられれば、最終日何か起こるかわからないよ。(ビヨーン:ドバイ3日目終了時)」その予言どおり、17番でビヨーンが決めた長いバーディパットで2人は首位タイと並び、タイガーに大きなプレッシャーをかける結果となった。「17番のバーディで勢いが増した。18番のティーショットで良い結果が出さればタイガーにさらにプレッシャーがかけられると思って、気合を入れたよ。(ビヨーン:ドバイ試合後)」タイガーのティーショットのミス、3打目のグリーン手前の池に吸い込まれていったショットがタイガーのチャンスを総崩しにした。「あの1ホールでいろんなことが起きた。おかげで僕は落ち着いた気持ちでグリーン上のプレーに集中できた。いろんな人がタイガーに勝ってきているけど、4日間通じてタイガーと一緒に回って、彼に勝てたのは珍しいだろう。自分に自身がついたよ。(ビヨーン)」