「プレジデンツカップ」最終日<前半>
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3日目に国際選抜チームが6-0で圧勝したため、優勝に必要な17.5点を獲得するには、アメリカにはあと8点、国際選抜チームにはあと5点必要という差がついていた。また「ライダーカップ」とは違って、「プレジデンツカップ」には引き分けがない。そのため、もし全てのマッチが終わって引き分けだった場合はシングル戦のプレイオフが1組だけ行われる。プレイオフ選手が各チームから審判側に渡されているが、誰かは発表されない。
最初に決着がついたのは今季メジャー優勝者の対決。ジム・フューリックとマイク・ウィアーは最初の3ホールは互角なままオールスクエアだが、4番でフューリックがバーディを奪い1アップ。残り2ホールとなった17番で2ダウンと追い詰められたマイク・ウィアーだったが、アグレッシブなプレーが要求された場面でウィアーはピンを攻めるが、グリーンにショート。手前のハザードにつかまり、ふゅーリックが勝ち。アメリカ10.5対国際12.5となった。
次に決着が着いたのが、若手同士のバトル、チャールス・ハウエル対アダム・スコット。こちらはスコットが1番の2メートル内のパーパットを外すところから始まり、2番も負け。3番でも短いパットを外すなど、スコットが崩れ、ハウエルが5&4で勝ち、アメリカが11.5対12.5と差を縮めた。
続くマッチはジャスティン・レナード対K.J.チョイ。チョイは初めての「プレジデンツカップ」だが、6番までに1アップとリード。さらに7番でも3メートル半のバーディパットを沈めるなど、4&2で勝ち、国際選抜のリードを11.5対13.5と広げた。
ジェリー・ケリーと地元ティム・クラークの対戦はケリーの1アップで迎えた17番。長いバーディパットだが、入れればアメリカの勝ちという場面でケリーのパットはわずかにカップ左。一方のティム・クラークは18番までチャンスを続けるためのパーパットを沈めギャラリーは大喜び。しかし最終18番は両者パーでハーヴ。結果、アメリカが1点加えて12.5対13.5となった
ジェイ・ハースとスティーブン・リーニーのマッチは、ハースのパターが冴え、8番までに1アップ。9番でも3メートル強のパットを流し込むなど、連続で4ホールを勝ち、アメリカに1点を加え、ついに13.5対13.5のイーブンになった。
ケニー・ペリー対ニック・プライスのマッチは最後まで白熱。12番までにペリーの2アップでリード。さらに13番ではペリーは見事なウェッジ捌きでピン側1メートル内につける技を見せて、残り5ホールで3アップとした。しかしそこですごすご諦めるプライスではない。14番15番を連続して勝ったプライス。一方のペリーは1アップのリードを守らなければならないグリーンエッジから打った長いパーパットがカップを1周して入らず。なんとオールスクエアに戻ってしまった。17番は両者パーでハーヴ。運命の18番でペリーが先に2パットでのバーディを決めたため、プライスは3メートル弱のバーディパットを決めなければ引き分けに持ち込めない中、ボールはカップ左を通過。あまりの怒りからプライスは膝でパターのシャフトを折ってしまった。ついに14.5対13.5とアメリカにリードを許してしまった。